今のところ、多分こうだ。
まずはストーリー(プロット、その人物の果たす役割)をつくる。
なぜそれをするか、何をするか、どうなったか、
次に…の連鎖だ。
この時まだその人物の詳細は決まっていない。
多分自分に似た性格だろう。
↓
その役割を果たす人物像として、
最も面白い人物を考え出す。
性格、特技、哲学、信条、過去や背景、動機などなど。
順目もあるし、逆目もあるだろう。
↓
その人物がそのプロットに放り込まれたとして、
その人物ならどう考え、
何を言い、どう行動するか、
プロットをさらに詳しく塗り替えていく。
以前のプロットが変わる場合もありえる。
↓
変更されたプロットの部分に関して、
もともとやろうとしていたこと(テーマや作品のたち位置)
がぶれていないかをチェックする。
ぶれていたらプロットを揺り戻し、
人物が自然にそう行動するように、
その人物の設定を変更したり練ったりする。
↓
プロットもキャラクターも、
どっちも良くなったらおしまい。
両者は歩み寄るとも言えるし、
喧嘩するとも言えるし、
互いに影響しあうとも言えるし、
螺旋を描いて進んで行く、とも言える。
卵と鶏ではどちらが先とは言えないが、
ことストーリーとキャラクターに関しては、
ストーリーが先である。
事件があり、行動があり、結果があり、
その意味が確定していないと、
ただ面白い魅力的なキャラクターだけがいても、
どこへ向かうか分からないからである。
(そして多くの初心者は、
キャラクターを先に作って挫折する)
しかし両者は独立して存在するものではない。
互いに高めあう関係にあると思う。
2017年10月01日
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