いくつか過去にも書いたけど、
今回は新しい観点から。
それは、「複数のキーボードで試すとよい」だ。
ブラインドタッチをマスターすることは、
運動をひとつ覚えることだ、
道具を使うことだから、
仮に自転車に乗ることにたとえよう。
自転車に乗れるようになるには、
その自転車で頑張ることも大事だけど、
別の自転車も試してみるといい。
「自転車に乗る技能」と、
「その自転車を操る技能」は、
重なるところも多いけど、違うところもあるからだ。
ローカルなことに特化するより、
そのローカル以外の視点を体で覚えること、
いわゆる武者修行みたいなこと。
自分の自転車だけでなく、
友達の自転車や兄弟の自転車に乗ってみたほうが、
「自転車そのものに乗ること」をマスターすることができる、
ということだ。
で、
配列も同じでは、というのが今回の僕の説。
たいていキーボードは一個しかないかな。
でも配列が気になる人は、
キーボードを複数検討するために持ってる可能性が高い。
家と会社のパターンもあるだろう。
僕みたいに持ち運び用を複数パターン買う人もいるだろう。
誰かのを借りたり、ネカフェにいってもいい。
ということで、
複数のキーボードで、
新しい配列を練習するのは結構いい。
キーボードローカライズではなく、
「その配列そのもの」に触れている気がする。
そのほうが習得が速い気がする。
ピアノもそうなのかな。
そのピアノに慣れてるかどうかより、
その曲に慣れてるかどうかみたいなことかもね。
配列は、キーに依存するのではなく、
空間関係のことだ。
勿論、キーを手がかりに覚えるんだけど、
最終的には具体キーは消えて、
空間関係として記憶するからね。
あんまりこんな話は聞いたことないので、
書いてみた次第。
複数のキーボードで学ぼう。
学校と塾みたいなことか。
複数の先生の複数の教え方で、
知見が相対的になることはよくある。
2017年11月08日
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