2017年11月28日

【カタナ式】親指エンターなかなかいいすね。

研究のために、下駄配列を相変わらず練習している。
まだまだ単語単位が多いので、
変換後のエンターが遠い。
で、作者氏の親指エンターを試してみたら、
確かに下駄配列との相性がすごくいい、
という話。


そもそも僕はエンターとBSの遠さにイラついて、
自分なりの配列を作ろうと決意した。
自分の感覚を重視していたから、
他に名作配列がたくさんある、
ということを調べずに作り始めた。
最初から右人差し指のホーム、JにはAを置くことにしていたから、
その隣接のNにエンター、UにBS、
というのはカタナ式v1から変わっていない方針だ。

今でもこれはベストと思っていて、
これ以上使い勝手のいいエンターとBSはないだろうと考えている。
(HにBSを置くことも考えたが、
そこにはカーソルを置きたかったので…。
一段出現率の落ちるBSは、
J周辺でもやや打ちにくいUに配置した)

しかしこんな特殊なことをしてるのはカタナ式だけで、
飛鳥配列ですらエンターはEだったりする。
左手エンターは結局馴染めなかった。

で、下駄配列だ。
だいぶ文章めいたものを書けるようになってきた。
そうすると小指エンターの遠さを、
また思い出すことになる。
Nにエンターを持ってきたいが、
下駄配列では重要カナの「っ」が割り当てられていて、
それをどけるわけにはいかない。

で、色々調べると、
作者氏のカスタマイズにたどり着く。
無変換、変換、カタカナキーに、
←、エンター、→を置く方法。
これはかなりいい。
カタナ式開発前にこれに出会っていたら、
こうしたかもな、という見事な解。
ちなみにBSは小指一個外の;で、
これは僕は好きじゃない。小指が痛い。
たぶん僕は彼よりBSをよく使うんだろう。
タイプミスもすげえ多いし。

僕は今カタナ式と下駄配列を、DvorakJで実装しているのだが、
機能キーと日本語配列は連動してないので、
切り替えるたびに機能キー設定を変えなければいけなくて、
若干イライラする。
連動切り替えボタンが欲しい。

とくにカタナ式では変換キー無変換キーに、
独自のショートカットを当てていて、
かつ単打では「英数」「かな」に割り当てている。
元々Mac出身なので、
この感覚は維持したい。

ということで、エンターをカタカナキーにバインドしてみた。
ちょっと折り畳まないと押せないので、
右手一列右シフト、いわゆるorzレイアウトにしたくなってきた。
しかしそうすると右側ごっそり落としたvortex coreで使えず…
ジレンマは広がる。これが配列沼か。

ということで、
カタカナキーエンターをキープしつつ、
通常キーボードではorz配列下駄、
vortex coreでは通常配列下駄を使うことに。
vortex coreは;位置に既にエンターがあるので、
すこぶる使いやすいのだ。
問題は手癖がごっちゃになることで、
もう下駄配列はvortex core一択かなあと考えている。


僕はリアフォユーザーではないが、
新世代型のスペースバーが長いやつは、
こういう親指エンターやシフトの人達を殺しに来ている、
というのはよくわかる。

キーボードはどこへ行くのだろう。
我々はそのたびに手癖をアップデートして、
変えていかなければならないのだろうか。
ナイフ使いが羨ましい。
じゃあ万年筆にしようかなあ。
いや、自作という手もあるはある。
Plunkはずっと気になっているし。


しばらく親指エンターで楽しむとする。
これめっちゃ気持ちいい。
あ、hhkbの最下段は上下逆付けがオススメですよ。
僕は無変換、スペース、変換、カタカナを、
上下逆付けにしています。



カタナ式告知:
v8.5、高速カタナ式v2.5にアップデートします。
高速化(TATEditorで快速に動く用)と記号部の左右対称化、
及び編集モードのリニューアル。

それと、ブラインドタッチ入門動画と、
上級者への階梯として、加速ワード打鍵動画を、
ただいま作成中。
posted by おおおかとしひこ at 11:32| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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