2017年12月02日

【カタナ式】流水打法

新しい打鍵法を編み出した。
まだ完璧ではないので、練り中である。
仮に流水打法と呼ぶ。


一番やりやすいのは、
メカニカル赤軸のキーボード、
次善が静電容量無接点キーボード。

底打ちしなくてもスイッチオンを認識するものが前提。

赤軸で底打ちしないようにするのは、
機構上簡単だ。
バネの反発力が強く、
柔らかく打てば確実に半ばまでキーを沈めたまま、
次のキーを打ちに行ける。

これを、「続け字」の要領でやる。


日本語を手書きで書くとき、
僕は塊を続け字で書く。
一筆書きとまではいかないけど、
感覚としてはそんな感じ。

高速カタナ式においては、
それに似たことが出来る。
文字の筆順ではなく、
右手の筆順と左手の筆順が混ざった、
特殊な模様を書く感じ。

だからある言葉の一連と、その模様が対応してる感覚だ。

手は底打ちせず、
キーの表面を滑るように動くから、
指の上下動よりも指が描く軌跡のほうが大きい感覚になる。

これを、流れる水のような感覚として、
流水打法と名付けてみた。


hhkbは赤軸ほど反発力がないので、
底打ちせずに打ち続けるのはさらに難易度が高い。
ポコポコ言わさずにとても静かで高速な打鍵になる。

安定してくると、
キーを押すとか叩くとか打つとかいう感覚より、
左右で模様を描いている、
という感覚のほうが近くなる。

しかしこれには欠点があって、
頭がクールなときしか出来ない。
興奮して書こうとすると、
やはり叩く力のほうが強くなり、
バリバリ打つ感じになってしまう。
常に川のなかに足を浸したまま摺り足で動ける剣の達人のように、
流水の気持ちで挑みたいものだ。

いや、興奮して打つ文章は、
それはそれで勢いがあってよいものだ。
つかいわけなければね。
時に激流、時に静水。
流れる水のように。
posted by おおおかとしひこ at 14:00| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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