2017年12月08日

【カタナ式】hhkb山形セッティング

カタナ式のマニュアルをリリースしたばかりだというのに、
新しいキーボードのセッティングを思いついてしまい、
試しにやってみたらかなり良かった。
ちくしょう、書き直すことになりそうだ……

hhkbのニューセッティング(高速カタナ式のみ)、
とりあえず書いておく。


手をまっすぐ前に出し、
自然に机の上に置いてみよう。
掌を水平、つまり机面にぺたりと平行に置ける人はいない。
必ず小指側が下になり、人差し指親指は少し上に来る。
これは人の手の自然な構造だ。

キーボードを打つときは、
ここから人差し指を下に、
つまり腕を内旋させて、
人差し指から小指まで机平面と平行にするようにする。
ここに無理な力がかかり続ける。

キーボードの元祖、
ピアノは二時間も弾かないから(練習ではやるのかな)、
たいして問題にならなかったかも知れないが、
文字打ちは下手したら六時間とか八時間やる。
僕は三時間程度にしているけど。
その間、両腕は内旋し続けることになる。

だから多くのエルゴノミクス(人間工学)キーボードでは、
前から見て、
人差し指側が高く小指側が低くなるように設計されている。
「手を机の上に置いた時の角度」にだ。
これを山形セッティングということにしよう。

前から見た時山形になってるからこう呼ぶとする。
一般的な名称がないので検索することも困難だ。

たとえばμトロンキーボード(買おうと思った頃には廃盤)、
マイクロソフトのエルゴノミクス、
その他スプリットキーボードと呼ばれる、左右分離型のキーボードでは、
大抵これが出来るようなアームがついていたりする。
(keyboardio、ちょっと欲しいんだよなあ)

前後方向の角度はパームレストやリストレストや奧チルトで対処出来ても、
左右方向の角度は調整出来ない。
それが板というものの宿命だ。
真ん中でバキッと折れればいいのだが。


……で、気づいてしまったのだよ。
キーの高さ違うから、交換すればいけんじゃね?と。


hhkbのキーキャップは、
下段>上段>中段の順に高い。

でも下段を持って来ると角度がつきすぎるので、
中段と上段キーを主に使って配置してみた。

人差し指:上段キー
中指薬指:中段キー

の法則で配置してみると、すこぶる山形になるのですよ。
高速カタナ式はさいわい薬指外は使わないので、
そこから持って来て、大量に余る下段キーが代わりについている。
魔境のようになってしまった。

fjキーは中指中段(高速カタナ式のru)にしているが、
ホーム人差し指にポッチがないのはちょっと不安。
英語入力に関してはやや不安だが、大量に打つことはないからなんとかなるだろ。


当然印字はバラバラで、
なんだこの変態キーボード、みたいなことになっている。
(無刻印キー欲しい)
あと、最下段は相変わらず上下逆付けだ。


さらに。
リストレストを2センチ高にしてみたら、
これと相性が良かった。
2センチ角材で作ったけど、
これも前から見て山形のほうがいいかもだ。
(それはそれで腕が滑り落ちるかも……)


山形セッティング。
しばらく耐久テスト。
よければマニュアル書き直します…
posted by おおおかとしひこ at 19:58| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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