Macユーザーのみなさん、お待たせしました。
Mac上で動くカタナ式です。
インストール手順:以下のふたつを。
共用Macへのインストールはシステム管理者の許可が必要です。
1. Lacailleをインストール。http://lacaille.jpn.org/
LacailleはMac上で動く親指シフトエミュレータです。
カスタマイズの幅が広いので利用しています。
1-1 以下の設定ファイルを読み込ませてください。
org.jpn.lacaille.Lacaille.plist
1-2 左親指キーを、スペースキーに設定。(右親指キーは使いません)
1-3 連続シフトにチェックを入れ、有効に。
1-4 同時打鍵判定はデフォルトの60msでもよいし、0でもOK。
大きいとスペースキーが遅れてもシフトと判定、そのかわり高速打鍵ができない。
小さいとスペースキーを確実に先に押しっぱなしにしなければならないかわりに、
0の遅延で打鍵可能。
最初は60からはじめて、徐々に減らしていくのがよいかと。
2 Google日本語入力をインストール。
https://www.google.co.jp/ime/
Google日本語入力は、ことえりと同様の、
ローマ字インプットからかな漢字変換までをサポートするIMEです。
ローマ字テーブルを自由に書き換えられるので、
Lacailleで実現できない、カタナ式での「通常キーの同時押しや順押し」を実現します。
ローマ字テーブルのインポートに、次のファイルを読みこませてください。
romantable_katana85.txt
Google日本語入力をデフォルトで使いつつ、
カタナ式を起動させたいときはLacailleを起動、
右上の「親」アイコンから終了が普段の使い方になります。
なお高速カタナ式は実装していませんが、
Laccailleの設定ファイルを見れば、なんとなく設定の仕方はわかると思います。
後輩のMacにインストールして、しばらくは動いていました。
バグなどあれば報告してください。
カタナ式そのもののマニュアルは、トップページの一番上にリンクがあります。
これで、スタバ×MacBook×カタナ式でどやれるぞ!
つうか、おれも欲しいわMacBook!
私はGoogle日本語入力ではなく物書堂「かわせみ2」のユーザーですが、ローマ字配列カスタマイズツールで対応ファイルの作成に取り掛かりたいと思います。すばらしい発明に感謝いたします。
3日でマスターは難しいかも知れませんが、将来手元を見ずに快適な入力スピードにたどり着いた暁には「かわせみ2」から書き出した設定ファイル配布のお手伝いに加わっても良いでしょうか?
よろしくお願いいたします。
かわせみまで手が回ってませんので、かわせみ使いさんがいることは心強いですね。
是非ともお願いします。
配列がいけてもカーソルとかBSとかが実装できるのか、
ホームページから判断付かなかったんですよねえ…。
USキーボードということは横書きメインですかね。
僕は縦書きメインで記号系を定義しているので、
横書きメインならそのように明記していただければ、
配布はフリーで構いません。
編集モードはcommandと同時押しでエディタのショートカットとかぶらないか、そこまで考えてないのでお気をつけください。
カラビナエレメントがアップデートしたという噂もあり、
詳しい仕様に手を出すか迷っています。
先日かえうち注文したので、おそらくそっちが先になりそう…
ご指摘のBSですが、かわせみでカスタマイズを行いますと「英字、記号キーのみ設定はできません(必ず修飾キーをつけて下さい)」で弾かれます。
ATOKの文字種変換・カーソル操作ショートカット(emacs互換)にあわせOSのシステム環境設定で「A」キー横のCaps lockキーをCtrlに、Commandをoptionに変更していればCtrl+uをBSに割り当てることは可能ですが、カタナ/薙刀式の「小指を使わない」ルールから外れてしまうのが難点です。
>USキーボードということは横書きメインですかね。
私がMacを買った当時はUS配列のキーボードしかバンドルされず、egwordによる日本語縦組みレイアウトへの入力は皆ローマ字入力を使っておりました。Xcode、Adobe Creative Cloudなど舶来ソフトのショートカットもUS配列を基準に設定されていることからMac DTPやデザイン・プログラミング畑では今もUS配列が優勢かと存じます。
BSの取り扱いについてはOSバージョンアップの影響を受けにくいLacailleの導入を前提に考えてみます。
Macに関してはぼくより随分お詳しそうですね。
うちの会社は映像畑なので、Adobeを使うことはあってもそこまで改造することがないので、その辺の知識がほとんどないのです。
インストールも禁止だし。
文字うちはことえりよりもMS IMEのほうがマシという理由でWin触ってたくらいでした。
親指のキーがUSにない以上、
編集モードに関してはいくつかパターンを作ってお好きなのをどうぞ、
というシステムにしておくのがいいのかもですね。
Lacailleは前置シフト(mwとk促音)に対応してなくて、
機能キーの配置はできました。
Google日本語入力を使ったのは、mwとk促音と外来音(tyなど)の部分ですね。
USキーボードは触ったこともないので、とりあえずお任せします。