2018年01月06日

【カタナ式】自分に合うカナ配列の選び方2

試打してみてわかることは、
自分に合うシフト方式と、合わないシフト方式の発見だ。


キーは30ちょいしかない。
しかしカナは50音ある。
これが最大の問題だ。

使うキーを50くらいにしちゃえばいいんじゃね?
というのが、最上段の数字段や小指外にもカナを割り振った、
JISカナだ。
まあ分かるけど、これをブラインドタッチ出来る人は、
才能が必要だと思う。

4段配列は、ほかに龍配列がある。
興味があれば調べていただきたい。


つまり、
3段に収めたいならシフトを使うしかない。
シフトが嫌なら4段しかない。
両方嫌なら、ローマ字がよい。
ローマ字の打鍵数が嫌なら、カナ配列にすればよい。
で、3段に収めたいなら…
と、欲望と現実がループにあることを、
まず知ろう。

で、殆どのカナ配列は、
カナを打つからには、
3段でシフトを併用する、
という考え方を採用している。

小指、親指(一本または二本)、
中指(二本)、薬指(二本)などなど。

そのシフト方式が、自分に合ってるかどうかは判断した方がいいよ、
という話。



自分の例でいうと、
同時押しが苦手なようだ。

だから親指同時シフトは苦手で、
親指連続シフトの飛鳥は性に合った。
が、配置が合わなかった。

中指や薬指の同時押しを使う下駄は、
配列が気に入って使ったけど、
同時押しの時に緊張が取れなかった。
あと、薬指と中指をよく間違えた。
僕は薬指と中指が未分化なんだなと、
その時ようやく自覚した。

小指シフトは論外。

中指前置きシフトは、
ローマ字のように打てるから一瞬いいかなと思ったけど、
そもそも打鍵数を減らしたいんだった、
という当初の目的を思い出す。
ローマ字ならカタナ式が速くて快適。
(欠点は、一日一万字書くときの負担。
ローマ字ならどれでも負担だと考え、
カナ配列を触り始めたのだ)
下駄と配置がほとんど同じの月U9は気になったけど。

ほんとは中指薬指同時の新下駄をやりたいが、
どうにも同時押しが苦手、かつ配置が好みじゃない。



みたいな、自分の得手不得手を発見するのに、
試打をするべきなのだ。
で、全部マスターするのは大変だから、
ベスト20ピックアップして比べよう、
というのが前記事の趣旨なわけだ。

このときに、
配置が合う合わない、運指が合う合わない、
を見ることは勿論だけど、
シフト方式自体が合う合わないがあるよ、
というのがこの記事の話。

なので、20カナだけの試打で、
ピンときたやつを絞り込んだら、
シフト方式が合ってるかをチェックするといい。

なぜなら、シフトキー自体が、
おそらく一番触るキーだからである。

で、「そもそもシフトが向いてない」という発見だってあるかもしれない。
だったら4段配列やローマ字系列、
フリックや音声入力や、デジタルはやらずに入力バイトを雇う、
あるいは自作する、
という手を視野に入れた方がいい。


事実、
僕はこのブログはフリックで書いている。
仕事の原稿はカタナ式で書く。
長文用に薙刀式が使えるかもなと研究中。

書く用途に応じてペンを変えるように、
配列は複数出来てもいいだろうと思う。

ローマ字とカナ配列は干渉しないらしいが、
カナ配列同士は干渉するらしい。
qwertyローマ字とカタナ式は今の所干渉してないので、
ローマ字系なら二つくらいいけるかも。
(実質qwertyローマ字ともういっこ、
みたいなことになるかもだが)

だからこそ、
カナ配列の選び方は慎重にね、
と思うわけだ。

(もう飛鳥も下駄も、手は忘れてしまった。
頭では覚えてるからしばらくトレーニングすれば思い出すかも。
しかしそのとき薙刀式は忘れるだろう)


カナ配列をどう試していいかわからない人用に、
今回は書いてみた。
(自分のマシン上でどうやって動かせばいいか、
みたいなことは詳しい人が解説してます)

導入する前にどれがいいかを、
自分のキーボードで軽く打てる方法、
というわけだ。


アナログなやり方だが、
アナログはデジタルを簡単に飛び越えられる。
そして私たちはアナログの存在だ。
(近い将来、私たちが自分より短い命の猫や犬を哀れむように、
人工知能は人が早く死ぬことを嘆く日が来るかもだ。
もうそういうSFありそうだけど)
posted by おおおかとしひこ at 11:51| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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