2018年01月11日

【カタナ式ファミリー】カナ配列「薙刀式」

物語を書くためのカナ配列「薙刀式」です。
長文を楽に速く書くために、長物の最強武器「薙刀」の名を採りました。
(ローマ字配列カタナ式の姉妹版です)

スペースキーによるシフト(センター連続シフト)と、
人差指同時押し(中段逆手で濁音、下段逆手で半濁音)を組み合わせます。
薙刀式v12配列図.jpg

最新動画: https://youtu.be/KY0llCDVfPM (1280字/10分)
前回v11で「完成版」と銘打ってしまったので、これをさらに良くした究極版を名乗ることにします。


【二大特徴】

1 右手のホームに「ある」「ない」「する」がある
 (カタナ式右手三大アルペジオ: ai, ou, eiと同位置)など、
 「日本語の骨格部分」をアルペジオ構造に埋め込んだこと。
 (あとでくわしく解説)

2 「清・濁・半濁・小書き・拗・外来音同置」。
 同時押しルールと配置の工夫により、
 これまでにない直観的同置方式を実現。

例(+は同時押し。最大3キー)
 「し」+逆手「濁音キー」→「じ」
 「し」+「よ」→「しょ」
 「し」+「濁音」+「よ」→「じょ」
 (「よ」+「小書きキー」→「ょ」)
 「て」+「濁音」+「い」→「ディ」

「単純に、『し』と『よ』の同時押しで拗音になればいいのに」
という発想を実現しました。

また、拗音から連接しやすい「う」がアルペジオになります
(「ー」「く」なども)。
たとえば「しょうじょ」が打ちやすい。
(し+よ う し+濁+よ、と3アクションをアルペジオでいけます)
「薙刀少女」と覚えてください。
少女連接.jpg


【その他特徴】

ローマ字配列「カタナ式」の姉妹配列なので、
以下のような共通点があります。

・右手人差し指(ホームキー)に最初の音「あ」があること
・BS、「ん」、「、」「。確定」の位置が同じ
・アルペジオ重視、左から右へ運指が流れる運指感
・人差し指中指重視
 (人差し指二本だけで使用率5割、中指と四本で計8割)
・打鍵範囲を狭くすること(カナを27キー内で定義。
 小指外やQTYUはカナ不使用。シフトUは使用)。
・ショートカットや記号の同時押し「編集モード」併用



【使い方】

※薙刀式は3キー同時押しを使います。
 お手持ちのキーボードが3キー同時押し対応かどうかご確認を。
 (たとえば「じょ」の「RJI同時押し」をしてみて、
順番はおいとて2文字しか出ない場合もあります。
また、ある3キー同時は出ても特定の3キーが出ないキーボードもあります。
「Nキーロールオーバー」とあるものなら大丈夫)


27のキーに50音を配置したので、
「普通に打つとそのまま出る音」(単打)と、
「シフトを押しながら出す音」の、二種類に分かれます。

シフト機構は3種5つを使い分けます。
1 スペースキーによるシフト(センター連続シフト)
2 濁音同時押し、半濁音小書き同時押し
3 拗音同時押し、外来音同時押し


【1 センターシフト】

スペースキーを押しながらキーを押すと、右上の文字が出ます。
 例 シフト(スペース)+あ→の
規則性はないので覚えてください。
「低頻度文字はシフト側、高頻度は単打側」
「高頻度文字ほど人差し指側」が原則です。

スペースキーは押しっぱなしで複数のキーに効きます(連続シフト)。
そのほうが楽な運指をいくつも仕込んであります。(例:シフトKJ→「もの」)


【2 濁音同時押し、半濁音同時押し】

濁音キーは左右の人差し指ホームキーです。
「逆の手のキーとの同時押し」で、その音を濁音化します。

例 左手人差し指中段「か」+右手濁音キー「あ」→「が」
  右手薬指上段「す」+左手濁音キー「か」→「ず」

またシフト側の音を濁音化するとき、
たとえば左小指中段の「せ」(シフト「ろ」)
を「ぜ」にするとき、
「シフトを押さなくても」、濁音同時押しでよいとしました。
(ちなみに、「シフトを押しながら濁音同時押しでもOK」です)

「濁音になる音は、一つのキーに一つまで」にしてあるからです。
これを「濁音に関して排他的配置」と呼ぶことにします。

次。
半濁音化するとき(「は」→「ぱ」など)は、
濁音の下の半濁音キーと逆手同時押しです。

小書きカナにするとき(「よ」→「ょ」など)は、
Qの「小書きキー」と同時押しです。

シフトとの同居も同様で、
「一つのキーの中に、半濁音化または小書き化する音は一つまで」
(半濁音、小書きに関して排他的配置)です。

ちなみに促音「っ」は専用キーがあります。


【3 拗音同時押し、外来音同時押し】

薙刀式のウリのひとつです。
右手側にある「や」「ゆ」「よ」と、
左手側にある「拗音化する音(き、し、ち、に、ひ、み、り)」との同時押しで、
拗音化します。
(同様に、センターシフトありなしは関係なし)

例 し+よ→しょ

濁音(以下濁表記)同時押しと併用できます。
例 し+濁+よの3つ同時押し→じょ

半濁音との同時押しもです。
例 ひ+半+よ→ぴょ


外来音の定義は、
清音と濁音で以下のように常に3キー同時押しです。
(これまでは清音は使用2音同時押しでしたが、
誤打が多いので3キーに変更しました)

ティ て+半+い  ディ て+濁+い
テュ て+半+ゆ  デュ て+濁+ゆ
トゥ と+半+う  ドゥ と+濁+う  デュ て+濁+ゆ
シェ し+半+え  ジェ し+濁+え
チェ ち+半+え  ヂェ ち+濁+え

ウィ う+半+い  ウェ う+半+え  ウォ う+半+お
ヴ  う+濁
ヴァ う+濁+あ  ヴィ う+濁+い  ヴェ う+濁+え  ヴォ う+濁+お
ヴュ う+濁+ゆ
ファ ふ+半+あ  フィ ふ+半+い  フェ ふ+半+え  フォ ふ+半+お
フュ ふ+半+ゆ

ツァ つ+半+あ  ツィ つ+半+い  ツェ つ+半+え  ツォ つ+半+お
クァ く+半+あ  クィ く+半+い  クェ く+半+え  クォ く+半+お 
クヮ く+半+わ
グァ く+濁+あ  グィ く+濁+い  グェ く+濁+え  グォ く+濁+お
グヮ く+濁+わ


これらがすべて実現しているのは、

「濁音になる音が一キー内で被らない」
「半濁音、小書きになる音が(以下同)」
「拗音になる音が(以下同)」
「外来音になる音が(以下同)」

を満たしているから(排他的配置)です。
この工夫が薙刀式の特徴です。



【定義ファイル】

Windows専用のDvorakJ上で動きます。
設定の仕方は以下のマニュアルを参照してください。

薙刀式: 薙刀式v12究極版.txt
薙刀式英数: 薙刀式v12英数.txt

設定マニュアルと薙刀式マスター法: 薙刀式v12究極版マニュアル.pdf



★Mac、iPhone、Androidでも動く「かえうち」(USB変換器)版: (工事中)

★Mac版、Karabiner-Elements上で動く(Sorshiさんによる):
https://github.com/sorshi/KE-complex_modifications-NAGINATA
★自作キーボードQMK版(eswaiさんによる):
https://github.com/eswai/qmk_firmware/tree/master/keyboards/crkbd/keymaps/naginata_v12



【解説】

僕の思う音が、そこにあって欲しい。
そもそもの開発動機はそこでした。

飛鳥配列や下駄配列をそこそこ打てるようにはなったけど、
自分の思う音がここになく、
自分が思わない音がそこにあったりして、
ずっと違和感を感じていました。

で、ある日、
「ある」「ない」「する」が、
カタナ式の「ai」「ou」「ei」の形になると気づいてしまったのです。
Lesson1.jpg

言葉を書くということは、どういうことだろう。
何かをこの世に言いたいから、言葉を書くのではないか。
存在の「ある」、否定の「ない」、行動の「する」は、
その本質に迫るものではないか。
こういう考えが、まず最初に宿りました。

とくに「あ」を右手人差し指に置くのは、
僕のこだわりです(左利きの人は左右逆で考えてください)。
「原初の音」を「利き手の最初の指」におくべき。
自分の意志を示すのが言葉の原初だ。
暗闇に向かって私が最初に投げた言葉とは「あああああ」だ、
それが出来なくて何が筆記具か。
そういう思いからです。


これまでの新配列は、
それまでの配列を否定することから生まれたと思います。
ニコラの音の配置の不合理を否定して、飛鳥配列は生まれ、
親指シフト系の「キーボードを選ぶ所」を否定して月配列は生まれ、
逐次打鍵を否定して、同時打鍵の下駄、新下駄配列が生まれ。

薙刀式が否定するのは、
「計算的合理だけで置かれた、音の無意味な配置」だと考えます。
そもそも言葉を書くのに、
「本質的な言葉」がいい位置にないのはおかしい、
というのが薙刀式の主張です。

じゃあその本質的な言葉とは。

各人で異なる可能性があると考えます。
僕の思う言葉が納得できるなら、
多分薙刀式の語感、打鍵感はあなたにむいています。


僕の中には、
「本質を示す音」と「繋ぎに使う音」の二種類があるようです。
前者を右手に、後者を左手に置くとよいとまず考えました。
前者に属するのは、否定の「ん」、「言う」の「う」、
断定や過去事実の「だ」「た」などです。
カタナ式の「ん」の位置、「。確定」の位置を意識して、
まずはこれが心臓部になりました。
右手心臓部.jpg


後者の繋ぎの音とは、
「か」「が」「と」「こ」「そ」「し」「て」「で」「に」
「は」「ば」「れ」「ら」「の」「を」「も」「さ」
などのようです。これらを(できるだけ)左手において、
「左手で細かく繋ぎ、
右手の本質的な言葉でとどめを刺す」
というのが大まかな運指のイメージです。

(カタナ式では、左手が子音で右手が母音だったので、
左→右のイメージが最初からあったのかもです)

「左手で捌き、右手でトドメ」の術理が、
薙刀の手の内に近かったので、カタナの姉妹品として命名しました。


日本語は膠着語です。(膠はにかわのこと)

色々なことばを貼り合わせて意味を紡ぎ、
語尾の言葉で全文意を決定する、特殊な構造です。
左手でいろいろ細かく制御し、
右手で決部(ケツ=尻=結)を決める。
左手→右手の大まかな流れと文意を一致させたいと、
僕は考えていました。
打意一致、とでもいいましょうか。


言葉をスムーズに繋ぐには、アルペジオ打鍵が重要と考えます。
カタナ式では「一音節を2アルペジオ以内で打つ」
(例外が4だけある)に成功しました。
気持よくアルペジオで連接を打ちたいとここでも企みました。
幸い、「ある」「ない」「する」がすべてアルペジオになる、
面白い心臓部が出来ている。
あとは色々並べていくだけです。

「日本語の骨格が、配列の骨格になるべきだ。
それをアルペジオで渡ってゆく」
というのが、根底にある考え方です。
(もちろんこの骨格の選び方は、僕の恣意的な感覚です)

その思想と「清濁拗外来音同置」の合理が、
矛盾しないように両立させるのがなかなかの苦労でした。

結局、右手に5母音、3拗音、撥音、長音が集まり、
(右手母音の行段系のような配置)、
左手には「して」「こと」がアルペジオになるような、
薙刀式の骨格ができました。
中核連接.jpg

これらを含めた以下のようなものが、
片手アルペジオ連接です。

右手
 単打のアルペジオ
    ある ない する
    あい いう なん なら たら
    なる たる いく くる
    たい たん あん くん だん だい らん らい れん
 連続シフトアルペジオ
    おも もの のよ もつ やつ おつ
    よわ つよ のも
 シフト+単打でのアルペジオ
    もう おもう よう ゆう れつ ふん ぶん ぷん
    のう おう さい おん よく える やる
    ょう ゅう ょー ゅー ょく ゅく ゃく
 縦連、同キー二連など
    いる いん あな もん なお あの よる
    あく えつ うえ ゃー おや

左手
 単打のアルペジオ
    こと して 
    かと とか って っと
    とき てき しき ころ そろ とこ ところ どこ
 連続シフトアルペジオ
    まで まり まに
 シフト+単打でのアルペジオ
    には かに かり しり きり かね かみ みて せき
 縦連、横連、同キー
    では とは しま かま そこ ここ そっ けど


効率という点では、
左右交互打鍵重視配列のほうが速いでしょう。
しかし遅くても「手で言葉を紡いでいる」という感覚を、
大事にしました。
カタナ式と同様、薙刀式は「物語を書く」ことを目的としています。
目的はコピーでなく創作です。
自分の中から言葉が湧いてくるようにしたかったのです。


最後に、
各指の頻度表を貼っておきます。
頻度表.jpg

両小指を3, 2%に抑え、
指の中で最も弱い「沈黙の指」とピアノで言われる左薬指を4%に抑え、
両人差し指中指合計で80%になっているので、
強い指を中心に使います。

僕自身がカナ配列を使いこなそうとするのが初めてなので、
至らないところがあると思います。
しかし「楽に言葉をつむいでいく」ということに、
今の所役に立っていると考えています。

秒二打に達すると、実用上の文章を書くのは結構楽できます。
とにかくばかすか打つローマ字より静かなのが、
なんだか気にいっています。


追記:約一年薙刀式を使うことで、1500字(変換後)/10分の
ペースで、ブログ程度の文章ならかくことが出来るようになりました。
その実際は、動画をご覧ください。



薙刀式は、以下の配列の影響下にあります。

新JIS配列     センターシフト
飛鳥配列     連続シフトにもアルペジオ運指をつくること
下駄配列     拗音一発の気持ちよさ
         同時打鍵はそのキーにも文字を置けること
         同時打鍵からのアルペジオ
姫踊子草かな配列 中指シフトと親指シフトの同居
         拗音同置という発想
カタナ式     筆者のつくったローマ字配列





※ 旧版の薙刀式はここにおいておきます。
v11完成版
薙刀式: 薙刀式v11完成版.txt
薙刀式英数: 薙刀式v11英数.txt
薙刀式編集モード: 薙刀式v11編集モード.txt
設定マニュアルと薙刀式マスター法: 薙刀式v11完成版マニュアル.pdf
eswaiさんによるqmk版:https://github.com/eswai/qmk_firmware/tree/master/keyboards/crkbd/keymaps/naginata

v10
薙刀式: 薙刀式v10.txt
薙刀式編集モード: 薙刀式v10編集モード.txt
薙刀式英数: 薙刀式v10英数.txt

設定マニュアルと薙刀式マスター法: 薙刀式v10安定版マニュアル.pdf

v9
薙刀式: 薙刀式v9.txt
薙刀式編集モード: 薙刀式編集モードv9.txt
薙刀式英数: 薙刀式v9英数.txt
設定マニュアルと薙刀式マスター法: 薙刀式v9マニュアル.pdf

★Mac、iPhone、Androidでも動く「かえうち」(USB変換器)版: (工事中)


v8
薙刀式: 薙刀式v8.txt
薙刀式編集モード: 薙刀式編集モードv8.txt
薙刀式英数: 薙刀式v8英数.txt
設定マニュアルと薙刀式マスター法: 薙刀式v8マニュアル.pdf

★Mac、iPhone、Androidでも動く「かえうち」(USB変換器)版: (工事中)
★左小指、薬指、右小指不使用の、親指2シフト薙刀式「槍式」: 槍式v1

v7
薙刀式: 薙刀式v7.txt
薙刀式編集モード: 薙刀式編集モードv7.txt
設定マニュアルと薙刀式マスター法: 薙刀式v7マニュアル.pdf

★Mac、iPhone、Androidでも動く「かえうち」(USB変換器)版: かえうち版v7
★左小指、薬指、右小指不使用の、親指2シフト薙刀式「槍式」: 槍式v1

v6
薙刀式: 薙刀式v6.txt
薙刀式編集モード: 薙刀式編集モードv6.txt
設定マニュアルと薙刀式マスター法: 薙刀式v6マニュアル.pdf

v5
薙刀式: 薙刀式v5.txt
薙刀式編集モード: 薙刀式編集モードv5.txt
設定マニュアルと薙刀式マスター法: 薙刀式v5マニュアル.pdf

v4
薙刀式: 薙刀式v4.txt
薙刀式編集モード: 薙刀式編集モードv4.txt
設定マニュアルと薙刀式マスター法: 薙刀式v4マニュアル.pdf

v3
薙刀式: 薙刀式v3.txt
薙刀式編集モード: 薙刀式編集モードv3.txt
設定マニュアルと薙刀式マスター法: 薙刀式v3マニュアル.pdf

v2
薙刀式v2: 薙刀式v2.txt
薙刀式編集モードv2: 薙刀式編集モードv2.txt
設定マニュアルと薙刀式マスター法v2: 薙刀式v2マニュアル.pdf
v1からの違いと差分練習ワードはこちら

v1
薙刀式: 薙刀式.txt
薙刀式編集モード: 薙刀式編集モード.txt
薙刀式マニュアル02.pdf
posted by おおおかとしひこ at 20:16| Comment(26) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。「マニュアル」にしたがって体験してみました。
初体験だから気付いただろうという点を書いておきます。

* レッスン4
・「ここにはない」「だったのだ」
→ それぞれ「は」「っ」が未学習。
* レッスン6
・「薬指中段と同時押し」
→ 濁音入力のときほど丁寧でなくとも、反対側の指を使うことを明記したほうがいいかも。
* レッスン7
・図に「ほ」の記載なし。
・「う+えは打ちにくい〜」
→ 「ウェ」は、同時押しにこだわらず左薬指キーを使って小書き入力した運指についても
触れたほうが良いのでは。このあたりにくると「薬指の同時押し」の存在感が薄れてきているので、
それを思い起こすためにも。

さて、私は同時押しを使った配列を本格的に使ったことがありません。
すこし試した限りでは、リズム感が合わない、誤爆にストレスが溜まるという理由からです。
しかし、大岡さんの日本語や配列に対する考え方に同意することが多く、
自分にも薙刀式が合うのではないかと思い、試すことにしたのです。
ちなみにカタナ式は頭の中で模擬打ちしていますが、物理的にはまだ使ったことがありません。

感触は概ね良好で配列自体はもう頭に入っていると思いますが、同時押しにはまだ苦しんでいます。
後置式の濁音・半濁音入力の体験も邪魔しているのかもしれません。

例外とされる「てゅ」の入力にしても、「て+シフト+ゆ(ん)」より「て→左薬指中段+ゆ(ん)」の方を使うかな。
また、「しゅう」は拗音同時押しを使うとしても、「じゅう」は「し+右人差指中段+ゆ(ん)→う」より
「し+右人差指中段→左薬指中段+ゆ(ん)→う」の運指を選択しますね。この点、薙刀式は自由度があっておもしろい。

おもしろいと言えば「あれよりもこれの方が楽な運指で出せるのか…」というのがありますよね。
まあ私は人並以上に指は動くほうだと自覚していますが。まだまだ同時押しに慣れる必要がありますし、
文章を綴り出すとまた印象が変わるかもしれません。

薙刀式の工夫の一つ、「排他的配置」にはいたく感心いたしました。超絶技巧入力の「擬似2ストローク」に匹敵します。
Posted by iro at 2018年01月13日 21:43
iroさんコメントありがとうございます。

ああ、見つけきれてない見落としがまだありましたか…
(完成途中で書き始めたマニュアルにつき、
途中で配列が何十回も変わってて混乱が見られます…)
書き直しておきますです。

ロールオーバー前提のローマ字や月などから来た人用に、
同時打鍵のタイミングなどについても書いたほうがいいかもですね。
簡単に言うと、「全拍を同テンポ」がやりやすいです。
一拍に1秒かかるなら、100文字は100秒みたいなイメージ。
勿論得意な所は加速しても構いません。

遅延設定をまずは80ミリ秒くらいに設定して、
苦手なら100くらいに一回してみて、
5きざみで60くらいまで調整してすると良いですよ。
(遅延秒変えるたびにdvorakj再起動がちょっと面倒)

「同時押し定義があるところだけロールオーバー出来なくて、
それ以外はいくらでもロールオーバー可能」
というコツも書いといたほうがいいかもなあ。

マニュアルはもうちょい練ります…
Posted by おおおかとしひこ at 2018年01月14日 17:39
濁点後置の経験があるとしたら、
「人差し指を濁点キーだと思って、
微差を付けてあとで打ってみる」というのはどうでしょうか。
アルペジオくらいのタイミングで。
遅延設定が80ミリ秒くらいなら、意外といけますよ。
僕は下駄配列でこれが出来ると気付いて、
だいぶ楽になりました。

薬指や拗音も同じ感覚でいけるかと。
Posted by おおおかとしひこ at 2018年01月14日 18:09
段々コツがつかめてきました。おっしゃるように濁音キー後押しの方が成功率が高い感じです。
どうやら私は、同時押しは左指先行の傾向があるようです。これにも何か理由がありそう。
練習では、あまり「同時」にこだわらず、順序固定でちょいと速い順次打鍵だと思うほうが良さそうです。
最近アップされた第2版の定義ファイル、たしかに動きがキビキビしたものになった気がします。

前に「自由度があっておもしろい」と書きましたが、枝があるのは習得の練習段階では良し悪しがあるかも。
これも同時押しに絡む問題と言えますか。順次打鍵系とは別の向いている練習方法があるのかもしれません。

それにしても行段系に戻るとやはり忙しない感じです。普段意識することはないのですが、
違う配列を行き来するといやでも感じ取れますね。
Posted by iro at 2018年01月21日 01:39
iroさんコメントありがとうございます。
左先行か。なるほど、人によってそういう癖はありそう。
「今○手が○ミリ秒早かったので同時とは認識されませんでした」みたいな表示が出来るといいんですがねえ。

オススメは、「微妙な差をつけて、意図的にその差をギリギリ広げて、同時打鍵と二打に認識されるギリギリの範囲」
を体で覚えることです。
昔バーチャファイター2で、「同時押しして1フレーム後にいっこ離す」って鬼コマンドがあって、
その1フレーム(33ミリ秒相当)を体感で覚えるために色々なタイミングを試したことを思い出します。
キーボードだと各指の組み合わせで感覚が変わってきそう。

第2版のほうがレスポンスが速い分同時押しもしやすいかも知れません。

自由度は良し悪しで、一個に決めるほうがやりやすい人もいるでしょうね。そういう人は「自分でひとつに決めれば」いいだけかなと。
僕はいろんなやり方があるほうが好きです。
言葉は数学みたいな一意性がないところがいいと考えてます。
(濁点半濁点の後付けキーを作るべきだったかも、と思ってるくらい)

ローマ字打ってる自分の動画を見ると、
「うるせえなあ」と思ってしまうくらいには、カナ配列に馴染んだ模様…
Posted by おおおかとしひこ at 2018年01月21日 02:01
いつもお世話になってます。ちょっと伺いたい事があるのですが、
センターシフトを同時押し仕様にする事は技術的に可能でしょうか。
たとえば
「あ」+少し遅れてスペース→「の」
というような挙動にする事はこちらの工夫次第でできますでしょうか。
Posted by めんめんつ at 2020年01月03日 17:54
>めんめんつさん

そうしたいんですが、
DvorakJでは+の実装は「文字部分のみ」なんですよね…
(通常キーボードだと、一段上げて下段にスペースを仕込むなどの、
工夫が必要になります)

QMKだと今行けるようになってます。
かえうちでも可能ですが、3キー同時押しがうまくいかないです。
今のところ理想通りの実装はQMKですね。
Karabinerの実装は不明です。Mac使ってないので…
Posted by おおおかとしひこ at 2020年01月03日 18:22
ありがとうございます。
QMKの特権になってるのですね。理解しました。
センター同時押しをかえうちで定義してその他の同時押しをDvorakJで定義する、というような二刀流なら行けますでしょうか?
Posted by めんめんつ at 2020年01月03日 18:47
>めんめんつさん
可能だと思います。
(文字部分はシフト押しながらでも同時押し出来るように、
定義自体はしてあります。
ほぼ使わないですが、離しが遅れてもOKという安心感があります)

あと確か+henkanが可能だったような。
スペースを変換キーに定義して、+henkanに書き換えて、
変換キーをIMEでスペーキーのように振る舞うようにすれば、
かえうち不要でいけるかも…。

おそらくDvorakJにはバグがあって、
+の同時押しは全キーの組み合わせOKじゃない可能性が。
薙刀式が双方シフト定義してるのは、
実装上の保険でもあったりします。

触ったことがないですが、
飛鳥配列の同時連続シフトはやまぶきRのバグから始まったらしいので、
これでも可能かも。
Posted by おおおかとしひこ at 2020年01月03日 19:11
いろいろとありがとうこざいます。
とりあえずかえうちでセンター同時連続シフトでシフト面のQWERTYを出すようにしたところ、DvorakJの設定ファイルをいじる事なく望みの挙動になりました (意外と簡単にできてしまった。。)。この環境で試用したいと思います。
Posted by めんめんつ at 2020年01月03日 19:52
>めんめんつさん
そんなに簡単に出来るとは知らなかったです。
同じやり方で、
他にも同時連続シフト系が実装出来るかもですね。
Posted by おおおかとしひこ at 2020年01月03日 20:24
QMKのv12対応板を公開しました。リンクの更新をお願いします。
https://github.com/eswai/qmk_firmware/tree/master/keyboards/crkbd/keymaps/naginata_v12

v11対応版はそのまま残しておきます。
https://github.com/eswai/qmk_firmware/tree/master/keyboards/crkbd/keymaps/naginata


Posted by eswai at 2020年02月09日 01:45
>eswaiさん

おお。仕事が早い。ありがとうございます。
リンク修正しておきます。
ようやくこの配列で行くぞ、と決めたので、
qmk版を本格的に触らないと…
MacでもWinでも挿せば使えるのはやっぱすごいよなぁ…
Posted by おおおかとしひこ at 2020年02月09日 11:44
はじめまして。九七と申します。薙刀式の導入について相談があり、コメントさせていただきました。
先日初めてキーボードを自作したので、以前から興味のあった薙刀式をDvorakJで試してみたのですが、Shift&Spがどこのキーにも見当たらなくて悩んでいます。

キーボードはclaw44。
キーマップはclaw44のデフォルト。
小指側の端のキー六つと、最下段のキー八つがデフォルト配列のままで、他のキーはきちんと薙刀式になっていました。Shift&Spキーのみが欠けている状態です。
また、市販のJISキーボードでは正常に機能したので、DvorakJの設定に不備はないと思われます。

薙刀式の定義ファイルか、claw44のキー配列をうまいことなんかすれば良いのでは? と思って、色々試してみたのですが、結果はかんばしくなく……。
もしよろしければ、原因等をご教授いただけると幸いです。
Posted by 九七 at 2020年06月28日 15:14
>九七さん

DvorakJであれば、SandS(Space and Shift)の項目にチェックを入れると動きます。
「入力全般/SandSなど」のところを見てください。

ちなみにQMKをいじれるならば、
MT(MOD_LSHFT, KC_SPC)でも可能ですよ。
(このときはDvorakJ側のSandSのチェックをオフに)

Claw44での薙刀式はなかなか夢が広がりますね。
一瞬買おうか迷ったんだよなあ。
しばらく使ってみた感想など、教えていただくと参考になります。
Posted by おおおかとしひこ at 2020年06月28日 16:11
Claw44のデフォルトキーマップを見ましたが、
右親指にもスペースキーを入れといたほうが使いやすいかもです。
薙刀式のシフトはわりと頻度があるので、
最初から逆手シフトのくせをつけたほうがあとあとしんどくないかもです。

右親指エンターは魅力が大きいので、DelとBsを一個ずつ削って、
どこかにエンターを入れたほうが使いやすいかもですね。
Posted by おおおかとしひこ at 2020年06月28日 16:24
ご教示ありがとうございます!

さっそくSandSを確認してみたのですが、既にチェックされていました。
設定を見直しても不備が見つからなかったので、改めて入力を試してみたところ……センター連続シフトが機能していないらしい事に気付きました。

「shift&space」を押しながら「あ」を打っても「の」にならず「7」が入力され、「shift&space」と「あ」を同時押しした場合は「の」が入力されました(高確率で「空白」か「変換」に化けますが……)。

この謎の「7」は、Claw44のデフォルトで「(shift&)space」+「J(あ)」を打つと入力されるものらしく……おそらくですが『Claw44デフォルトの入力が優先されている』がために『DvorakJ薙刀式のセンター連続シフトが無効化されている』ようです。たぶん。

この状況、DvorakJ側の設定でなんとか出来るものなのでしょうか?

もし駄目ならQMKの編集を勉強してみます(正直ちんぷんかんぷんですが……)。


〇〇〇


Claw44、大岡さまの『独断と偏見の人気キットガイド』を拝読した時に一目惚れして作りました。既製品よりも手のボジションが最高に快適でとても気に入っています。

実はフリック入力からの乗り換え中なので、既製キーボードもQWERTY配列も打った経験が少なく、比較などはあまり出来そうにないのですが……薙刀式が無事実装できたら、打鍵動画を投稿してみる予定です。




Posted by 九七 at 2020年06月29日 04:19
>九七さん

Claw44のデフォルトのkeymap.cを確認しましたが、
スペースキーはLowerレイヤーキー、エンターはRaiseレイヤーキーを兼ねていますね。
こっちがキーボード内で優先されるため、その信号をPCサイドで変換するDvorakJでは手遅れです。
(起こっていることは、ご想像通りです)

キーマップを書き換えて、書き込める環境がないと難しいと思います。
(僕はキーマップの編集にフリーのmeryエディタを使っていて、
Windowsでの書き込み環境にMSYS2を使っています。
https://qiita.com/cactusman/items/ac41993d1682c6d8a12e
あたりのことをまるっと信じてやってますが、
何にも知らない人には結構キツい。
なおインストールと最新版の更新に半日かかります)

もし周りにキーマップ書き換え朝飯前の人がいたら協力してもらい、
以下の改造をしてみてください。ちゃんと焼肉奢れよな。
(わかる人に以下を見せればわかると思います)


Claw44のdefaultのkeymap.cでは、
30-35行の#define部分で親指キーの定義をしています。

#define KC_L_SPC LT(_LOWER, KC_SPC)
#define KC_R_ENT LT(_RAISE, KC_ENT)
#define KC_G_JA LGUI_T(KC_LANG1)
#define KC_G_EN LGUI_T(KC_LANG2)
#define KC_C_BS LCTL_T(KC_BSPC)
#define KC_A_DEL LALT_T(KC_DEL)

しかしこれMac使用想定ですね。
以下WIN想定として、
無変換変換を英数カナに改造します。

上の定義部は、
押しっぱなしを上段、単押しを下段で表記すると、

ALT WIN LOW CTL CTL RAI WIN ALT
DEL 英  SPC BS  BS  SPC かな DEL

を実現するためのものです。
これを薙刀式を使いやすいように、

ALT LOW    CTL CTL    RAI WIN
DEL 英  SPC BS  ENT SPC かな DEL

に書き換えようと思います。

(Macでは、ALTがOption、WINがCommandにあたります。
WINでの使用想定なので、適宜入れ替えても良いでしょう。
たとえばCTLの位置はWINが来た方がMacが使いやすくなるはず)

なので、上の#define部分を、

#define KC_L_EN LT(_LOWER, KC_MHEN)
#define KC_R_JA LT(_RAISE, KC_HENK)
#define KC_C_BS LCTL_T(KC_BSPC)
#define KC_C_ENT LCTL_T(KC_ENT)
#define KC_A_DEL LALT_T(KC_DEL)
#define KC_G_DEL LGUI_T(KC_DEL)

と定義して、
_QWERTYレイヤーの47行目、
親指の定義部を、

KC_A_DEL, KC_L_EN, KC_SPC, KC_C_BS, KC_C_ENT, KC_SPC, KC_R_JA, KC_G_DEL

に書き換えてファームを書き込むと、目的のものになります。
Win想定なので、LANG1、LANG2を、MHEN、HENKに変更しました。

MS-IMEのプロパティの詳細設定/全般/編集操作/を、
ユーザー定義にして変更をクリック、
無変換キーにIMEオフ、変換キーにIMEオンを割り当てればいけます。

もし他のキーにIMEオンオフを当てたければそのように設定して、
そのキーに該当するキーコードを、
https://beta.docs.qmk.fm/using-qmk/simple-keycodes/keycodes_basic
から探してください。

Macでの使用は適宜読み替えて書き換えてください。


何も知らない人用に書いたので、
知ってるところは飛ばしてください。

これで大丈夫かな…
分かる人には5分で終わることですが、
分からないなら数日仕事かも知れません。
気長にやってください…

DvorakJで走る薙刀式は普通のキーボードでも使えるので、
まずは薙刀式の練習からはじめて、
Claw44の改造と並行するとストレスがないかもです。

(これで一旦改造できることを知ってしまうと、
あれもできるの?これもできるのかななどと夢想が広がり、
キーマップ沼が待ってますよ。笑)
Posted by おおおかとしひこ at 2020年06月29日 11:13

何から何まで詳しく教えていただき、本当にありがとうございます。

頼れそうな人がいないので、自分で頑張ってみます!
無事改造できたらまたコメントしますね!


Posted by 九七 at 2020年06月29日 12:34
>九七さん

プログラミングの経験があれば何をやってるかわかるかもしれないですが、
未経験だと簡単に間違った方向へ行くかもです。(そして気付かない)
分かるところまで自分でやり、あとは遊舎工房などを頼るといいかもしれないですね。(ここまでは分かっているけど、ここから分からない、という質問の仕方をされると、教える方もやりやすい)
Posted by おおおかとしひこ at 2020年06月29日 14:02

こんにちは。九七です。

何度か詰まりましたが、ファームウェアの書き換え無事成功しました!

LowerとRaisaの割り当て変更だけでなく、右親指にSpace&Shiftまで用意してくださって、本当にありがとうございます! 自力じゃ絶対ここまで辿り着けませんでした。

薙刀式、これからたくさん練習していきたいと思います!


〇〇〇


実装に当たり、私が詰まった箇所について一応書いておきます。後続の方の参考になれば幸いです。


問題1:『make:(キーボード名):(フォルダ名):avrdude』コマンドを実行しても、『make[1]: *** ターゲット 'lib/lufa/LUFA/makefile' を make するルールがありません. 中止.』などと表記されエラーになる。

原因:qmk_firmware \ lib内にあるlufaというフォルダが空になっている。

対策:GitHubというサイトでqmk_firmwareのlufaフォルダをダウンロードして、qmk_firmware \ lib \ lufaに解凍する。

参考:https://r7cancer.hatenablog.com/entry/2019/10/18/153458


問題2:『make:(キーボード名):(フォルダ名):avrdude』コマンドを実行しても、『error: stray ‘〜〜〜’ in program』などと表記されてエラーになる。

原因:編集したkeymapファイルに全角が使われている(九七の場合は括弧の一部が全角になっていました)。

対策:全角を半角に変える。


Posted by 九七 at 2020年07月03日 05:56
>九七さん

おお、おめでとうございます!
思ったより早かったですね。
lufaの件は僕も詰まって、書くのを忘れてましたが、
同じ人に助けられたようです。
(こういう互助組織が初期のインターネットみたいで、自作キーボード界隈は面白いのです)

全角の件はコーディング初心者はやりがち。
パイプ記号「|」も間違えたらほぼ気付かないし。
僕の書いたやつをコピペして間違ってたらすいません。
なにせiPhoneで書いたので…

薙刀式は親指キーが快適だととても快適に使える配列だと思います。
練習して1〜2週間もすると効果が実感できて、
3週間もすればなんとなく出来る様になると思います。
最初はqwertyローマ字と混ざって混乱することもあるので、
右ハンドルから左ハンドルに乗り換えるようなつもりで、
少しずつ慣れていってください。
Posted by おおおかとしひこ at 2020年07月03日 09:58

こんにちは。九七です。

使い始めてまだ一か月程度ですが、薙刀式 in Claw44の使用感を報告に来てみました。
なにかの参考になれば幸いです。


薙刀式、全体の所感としてはとても好印象です。
入力はまだまだ拙く、指が止まったり、もつれたりしてしまいますが、アルペジオ? だと現段階でも爽快に打てて、とても楽しいです。
Claw44の親指キーとも相性抜群で良い感じです。

「これ最強やん!」と思ったのが、編集モードです。
ホームポジションから手を動かさないで、あーんな記号やこーんな記号が打てるのがもうほんと便利すぎて……これ最強やん!
とっても気に入っています!

ただやはり、何点か「打ちにくいな」「使いにくいな」と思った部分がありました。
『物理』『配列』『システム』の三つに分けて、下に記していきたいと思います。



まず、物理的に打ちにくいと思ったのが、
「〈れ〉〈ほ〉。小指下段」
「〈ら/ふ〉〈け〉。薬指下段」
でした。


QWERTY配列の小指薬指下段にたいしたキーがない関係か、Claw44は下段を切り捨てて、小指薬指上中段重視で設計されている感じでした。
なので、ちょこちょこ下段も使う薙刀式だとやや厳しい印象を受けます。

対策として、もう一つある小指中段に小指下段のキーを移して見たのですが、「最適解ではないけど、悪くはないかも?」って感じでした。

薬指下段は坂キーキャップか、大岡さまの「斜めに打てる親指キー」的なのがあれば快適になるかも……?
(配列的に解決する方法が思いつかない……)



次に、配列的に打ちにくいと思ったのが、
「〈ゅ〉の入る拗音」
「〈や〉と、〈ゃ〉の入る拗音」
でした。


〈ゅ〉は、小指上段と他キーの同時押しが辛く感じました。
キースイッチが(楽しそうという理由だけで選んだ)青軸なので、別のに替えればまた変わるかも。

今は「〈む〉なんかあんま使わんやろ! 小指に左遷したろ!」という考えのもと、〈む〉のあった中指下段シフトに〈ゆ〉を置いています。
〈てゅ〉は編集モードのキーと排他で使用。今のところ良い感じな気がする。


〈や〉と〈ゃ〉は、明確な問題はないのですが……なんかしっくり来ない。なんだこの感覚は……。

入れ替えても問題なさそうな中指中段シフトに置いてみたら、なんかしっくり来たので、今はそれで使っています。
曖昧ですみません。



最後、システム的に使いづらいと思ったのが、
「シフトカーソルで選択した語句がSPキーで再変換できない」
でした。

選択してSPキー押すと、文字が削除されるんですよね……。
これは仕様なのか、それとも意図せぬ挙動なのか……。

どちらにせよ、SPキーで再変換ができたらより入力が捗りそうだと思いました。

あとこれ、完全におま環案件なのですが、編集モードの再変換も効かないんですよね……。
マウスの右クリックからでしか再変換できない……不便すぎる……。
なにか原因に心当たりはありますでしょうか?



長々と書いてしまいすみません。

しかしこうして不満点を挙げてみると、キースイッチとかキーキャップを工夫すれば大体解決しそうですね。
これがキーボード沼の入り口か……。

Posted by 九七 at 2020年07月29日 09:59
>九七さん
色々ありがとうございます。

小指薬指下段は、ロウスタッガードと相性が悪いと考えています。
コルネを買おうと思って試打したとき、そのへんが微妙だな、
と思って格子配列を使っています。
Claw44も出来た瞬間に試しましたが、同じ感想を持って買いませんでした。
物理配列と論理配列の相性というものがあると思います。
「qwertyは格子配列では使いにくい」はよく言われますね。
薙刀式はふつうのロウスタッガードで開発され、今は格子配列で動作チェックして、主にその二つでチェックしています。
なので、物理に合わせての論理の改造は興味深いです。


「ゅ」のPは僕は薬指前提としました。
かつてのバージョンではまさに「ん」の裏にいたのですが、
「゛ゅ」が打ちづらく、この時は例外的に人差し指下段と同時押しにしたりと、ややこしい定義をしていました。
(「○ん」と漢語に多い連接が「○ゅ」に化けやすいのも悩みだったので)
O裏を検討して、しかし「ょ」との混同が激しく、P裏に来た経緯があります。
「ゃ」もかつては;裏だったのですが、「ゅ」の移動とともに、
混同しづらいH裏に移動しました。
この最適解はまだ決まってないとも言えますが、僕は現行バージョンに慣れたので、あまり気にならなくなりました。
「HJ同時押し」(ホームポジションから動かした同時押し)に慣れるかが鍵かな。
このへんも、Claw44との相性部分があるかも。

あるいは、キースイッチやキーキャップでも変わるかもしれません。
青軸は意外と重いので、Tealious、クリームスイッチ、ガテロンインクサイレントブラックあたりはどうでしょう。ルブすると倍くらいよくなります。バネを軽くしてもいいし。5個くらい購入して試すといいですよ。最近開発したレッドカーペットなら…(沼)

再変換に関しては、「選択してSP」は、
OSとエディタ、ブラウザによって有効無効が違います。
(統一されていない)
Win+wordではいけて、Mac+word、Win+Edgeではダメだった記憶。

編集モードの再変換は「変換キー発行」になっているので、
MS-IMEの設定で、変換キーを「再変換」に定義してください。
これで大体の環境で統一的挙動をします。
(wordならそれなしでもいけるし、Macならカナダブルクリックで再変換だし…)

この辺りのショートカットの不統一さに、編集モードを作っている時大変ムカつきましたが、いろんな組み合わせにしても大体使えるものを残したつもりです。
使うエディタを固定したら、特有の便利機能を定義して使えるかもですね。
(TATEditorには「一文選択」ショートカットがあったり)
Posted by おおおかとしひこ at 2020年07月29日 10:54


こんにちは。九七です。

再変換の件、試してみたら効くようになりました! ありがとうございます!
それにしても、MS-IMEって結構色々弄れるんですね。触るの楽しい。


Claw44は親指周りがとても気に入っているので、外側下段問題はなんとかしていきたいですね。
いっそコルネ系向けに、薙刀式を根本から改造していくのも……(配列沼の水音)。


〈ゅ〉の件、言うとおりに薬指で打ってみたら、すごい打ちやすかったです!
元に戻そうかな……でも〈む〉君あんまいらないしな……。

それと、拗音とか外側下段辺りは、指の長さも関係するのかなと思いました。
性ホルモンの関係で、人差し指と薬指の長さは個人差が大きいんですよね。
小指薬指を下段よりに置いても、人差し指が長ければ、内側上段普通に届きそうな感じがします。
コルネ系が合う人は、もしかして人差し指が長めなのかも……?
(あるいは単に手が大きいか)。

手の類型と、各キーボードの相性表みたいなの欲しいですね。
「この手のタイプには、このキーボードがオススメ!」みたいな。
あったら初心者も少しは参入しやすくなりそう。作るの難しそうですけど……。


キースイッチ、種類がいっぱいありすぎて、何から試そうか迷っていたので助かります!
遊舎工房さんに行ければいいんですけど、東京遠いんですよね……あとコロナがアレで行きづらい……。
とりあえず通販で頼んでみます! ありがとうございます!

Posted by 九七 at 2020年07月29日 20:04
>九七さん

「む」は正直どこでもいいんですが、
表の「ん」が頻度があるため、このキーは「ん」専用にしたいのでそうしてる感じです。下段は色々個人差もあるので、適宜動かすのは良いと思います。
めんめんつさんの改造版だとTYも使ってましたね。

手の類型と自キの類型については、
僕も正直統計を取りたいと思ってるんですが、どういう類型がどういう相性なのか、正直分からないんですよね。
僕は自キイベントで100台以上触り倒して、MiniAxeが合ってるなと結論づけた感じです。それがなぜか、言葉になってればいいんですが…
あと、「このキーボードが合う人はこういう手の人」というのも全然体系化されてないので、まだまだ未知数な分野だと思われます。

遊舎さんに遠いなら、気になるスイッチを2〜3個ずつ買うか、
人気スイッチテスターがあるのでそれを買った方が早いかも。
(今見たら18個セットは売り切れで、9個セットはあった。
https://yushakobo.jp/shop/b0200st-f1-1/
で買えます)
リニア/タクタイル/クリッキーのどれかに絞って、
気になる順で決めればいいかな。
何が好みかは触ってみないとわからないので、やってみるしかないんですよね。

個人的には、手の関節の硬さなんかも打鍵に影響を与えると思っています。
僕はとても硬いので…
Posted by おおおかとしひこ at 2020年07月29日 21:05
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