2018年01月11日

【薙刀式】右手でスペース打つ問題は、物理セッティングで解消

物理的な、手とキーボードの関係で、
打鍵のしやすさは変わる。
これは知っていたことでもあるし、
忘れていたことでもあるなと。


僕はhhkbを使っているのだが、
右親指がスペースキーに届きづらい。

これまで、
親指シフトのおっぱい揉み状態で打つために、

・キーボードは机の上にベタ置き
・2センチのリストレスト(手首関節を自由にするために、
掌をレストには置かず、脈を取るところを置く)

というセッティングに変えていたのだが、
カタナ式のセッティングに変えてみたら、
なんかうまいこといったという話。

ちなみに、

・キーボードの手前を1センチかさ上げして奥チルトに
(ウレタンでやると吸音してくれる)
・2センチ高リストレストは同様
・打ち方は親指シフトの、猫の手からおっぱいを揉むように

だ。
打ち方だけカタナ式と逆で、
物理セッティングは同じ、
という結果になった。

最下段の距離が親指と1センチ近くなったから、
右親指でスペースキーを押しやすくなったのだろうと考えている。

たかが1センチ?
でも、キーを打つ時、
指の動く距離は1センチ幅くらいだよね。
1センチの差はかなり致命的だということがわかる。

逆にいうと、
あなたの手の置き方と、キーボードの物理セッティングは、
ベストじゃないかも知れない。
あるいは、別の配列に変更してしっくりこないのは、
その1センチのセッティングが違っているだけの可能性も否定出来ない。

なんか打ちにくいなあ、
いや僕は打ちやすいけど、
の会話の後ろには、
物理的な1センチの齟齬があるのかも知れない。

たとえばkouyさんは、
リアルフォースを、
1センチ手前かさ上げ、手首を3センチかさ上げして、
最下段をさらに数ミリコルクテープでかさ上げしている。
この物理セッティングが、
新下駄配列に最高に適しているのかも知れないわけだ。
(あと右一列ずらしもか)
僕が新下駄をうまく使えなかったのは、
配列の直感的な音と指が違うこともあったけど、
そもそも物理的なキーと指の関係からして、
全く違っていたからかも知れないのだ。
(動画を見る限り、kouyさんの指は長くて骨ばっていて、
僕のずんぐり丸い指とは違うので、
サイズも動き方も全然違う可能性もある)


慣れれば可能だよ、
なんて思考停止するのは、
キーボード強者の言葉だ。

僕はブラインドタッチが30年出来なかった。
それはひょっとすると、
qwerty配列のせいじゃなかったかも知れない。


そういえば、
ピアノを弾くときは、
椅子でベストな物理関係になるまで調整するそうだ。
(ピアノの高さを変えるのがベストだが、
大変なので椅子側で調整するんですって)
姿勢や手の作り、腕の使い方も指導される。

僕は下手すると一日6時間は原稿を書く。
ピアニストより慎重になって、
当然ではないか。

にも関わらず、
キーボードと手の物理的な関係について、
エルゴノミクスで解決!
しか調べても出てこない現状はなんやねん。
その物理形状の背後にある理屈が知りたいというのに。

ちなみにマイクロソフトのエルゴノミクスは触ったが、
キータッチがヘボすぎて却下。
静電容量無接点方式のμトロンキーボード、
中古でも探してみるかなあ。
触って試さないと意味ないんだけどなあ。
(keyboardioに興味があるが、メカニカルなのがね…
赤軸はかなりいいけど、静電容量無接点方式に戻ると、
脳汁の出方が桁違いなんだよなあ)



ということで、
マニュアルにキーボードセッティングの項目を足しときます。


右親指でスペースキー押したいがために、
この大騒ぎ。

ほんとに現在のキーボードはベストなのか?
普通に万年筆探して、
デジタル捨てるほうが簡単だよな。
俺昔漫画描いてたから、ペン先には慣れてるし。
posted by おおおかとしひこ at 13:11| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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