2018年01月15日

【薙刀式】左手下段の新しい(?)打ち方

あんまり聞いたことないので僕の発見なのか、
実はみんなそうしてることなのか。

苦手な左手下段。
そのまま負荷をかけてたら、
手が勝手に楽で確実な方法を発明しやがった。

「腕の軸に手首を回転して打つ」方法。


今まで左手下段は、
手首を捻って打っていた。
捻るというのは、上から見て反時計方向に。
回転軸は鉛直軸なので、
仮にZ軸回転としようか。

これを何回もやってて、
また腱鞘炎気味になってきた。
肩凝りにも来る。

左手下段を特に苦手として克服した人の話とか、
標準運指における左手下段の対処とか、
ネットで調べてもなかなか出てこない。
手首を捻って打つ、というワードはいくつか出てきて、
じゃみんなこうしてるのかと感じていた。
タイパーの動画ではよくわからない。
そもそもXCなんてローマ字で出てこない。
サンプルが少なすぎる。

で、手が勝手に先に発明しやがった。
そもそも左小指中段(A)を打つのも僕は苦手だったのだが、
ある時から小指の指先を右に向けて、
斜め45度の形で沈みこませる打ち方をしていることに気づいた。
何故こうしていたのか観察していると、
小指の力で打つのではなく、
手首の回転の力のほうが大きいから、
そっちを使っているらしいことに気づく。

手首の回転といっても、Z軸ではない。
腕に通る軸での回転、すなわち腕を外旋する方向。
腕はそのままで手首だけ回す。(結果的に腕がついてくることもある)
上からキーボードを見たとき縦方向のY軸を回転軸として回転しているから、
これを仮にY軸に捻ると表現しよう。
(胴体からキーボードを見たとき、
つまりキーボードの手前面を正面に見るとき、
左手首は反時計回りに回る)


この捻り方だと、
小指を殆ど動かす必要がなく、
指の形を丸めたまま、手首のY軸回転で打てるのだ。
勿論指先の外側がキーに触れる、
変則的な打ち方になる。
しかし小指の弱い腱を使う必要がなく、
無意識に僕は楽をしていたことがわかった。

外来音練習で「ぷ」が割と出て来るから、
無意識にそうやって運動を最適化していたのかね。


で。

これを左手下段にも応用すると、
なかなかいいぞという話。


手首をY軸回転で捻り、
中指または薬指の指先を、
右方向に向けたまま、
指先の外側あたりでキーに触れる打ち方。
指の力はほとんど使わず、
手首のY回転力で打つ。
この時ホームポジションがはずれやすいので、
小指か人差し指は中段キープのまま
(アンカーというテクニックらしい)。

言葉で言うと「手首を捻って打つ」
なのだが、
何軸回転かで、全然ちゃうやないか、
という話。

Z軸回転では、多分すぐ腱鞘炎になる。
不自然な手首の動きだと僕は思う。
たとえばマウスをそうやって使うとすぐ右手がやられるよね。
マウスは腕ごと滑らせるか、
ごく小さい動きで行けるように設定したほうがいい。
いや、あるいは右手はハノ字に構えたときは、
線を書くときはそうやって手首を使う。
基本的にZ軸回転に手首は強いのかもだ。

問題は、左手首はそもそもハノ字に構えられず、
最初から強制的に左に傾けさせられているスタートだから、
かも知れない。
そもそも不自然な左傾きキーに合わせた構えから、
更にZ軸回転を強いられることが良くないのかもだ。

(GHを体の中心に構えない方法もあるだろう。
しばらく僕はJを中心に構える為に、
キーボードを左にずらしていた。これはこれで、
なんだか背骨が歪む気がしたのでやめた)


なんにせよ、Y軸回転で左手下段を打つことで、
多少の腱鞘炎はましになってきたことは報告しておく。
スピードはまだ保証できないが、痛めるよりましだ。

ちなみに僕は今リストレストで手首の関節を自由にしたまま打っているので、
手首ベタ置き派はまた違うかも知れない。


左手下段は手首を捻って打つ。
Z軸回転ではなく、Y軸回転で。
言葉は正確に使うべきだ。


ちなみにZVの、小指と人差し指は、
中指薬指に比べて短いので、
そのまま打っても問題ないみたいだ。
Zは、同様にY軸回転で打つとだいぶ楽。

もし回転せずに打てるもっといいやり方があるなら、
是非見てみたい。
これで癖付けていいものか、迷っている。


(1/16追記。
いつも参考にしているパソ活さんの、
JISカナ練習動画を見つけたのだが、
X=「そ」を2回打っているところを見れた。
いずれも、Z軸に対して「時計回り」に手首を動かすという、
僕のZ軸の使い方と逆で仰天した。
最初の構えと置き方が違うのでそうなるのか、
と、やってみてわかった。
動画ってすげえな。こういう無意識に近いところまで解析できるからなあ。
ということで、ポジションから変えるか、
迷いが増えている…)
posted by おおおかとしひこ at 12:03| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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