メールとかラインとかの、
「メッセージを読まなければいけないもの」。
わざわざアップにして、
しかも読まなければいけない。
見ている側はめんどくさい。
「解読」しなければならないからだ。
スマホの発達によって、
こういうリアリティが増えたのはわかる。
でも、劇映像と相性が悪いということは、
覚えておいた方がいい。
そもそもスマホの縦長画面は、
横長の映画やドラマと相性が真逆だ。
アップにしづらい。
誰からの着信とか、
そういうのがわかる程度に見せておいて、
メッセージそのものは、
「いちいちその文字を読まなくても」
わかるものがいい。
つまり、
読まなければいけない時点で、
スマホは小道具ではない。
理想の小道具は、
前に議論した通り、
見て一秒で込められたメッセージが分からなくてはならない。
見て一秒でわからない、
一々読まなければならないのなら、
芝居としてもったりする。
会話、つまり電話させた方が100倍良い。
リアルを追求する意味はない。
これはお芝居だ。
リアリティは、お芝居が嘘くさい範囲にいくのを防ぐ為に使い、
お芝居を妨げる為に使うのは本末転倒だ。
2018年01月24日
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