2018年01月28日

後日談はワンシーンにせよ

色々なことを回収したくて、
問題が解決したあとにダラダラと続けるのは良くない。


ピークはいつか。
クライマックスの、解決したときだ。
じゃあ、射精が終わったら、
さっさと終わりなさい。
別の話を始めたりしてはいけない。
精々その後どうしてるかを、
ワンシーン程度で語るのがよいだろう。


逆に、もしラストが後日談で終われず、
回収しきれてないものがあるならば、
その回収をラストにして後日談をなくすか、
その回収はピークの前にするかを、
考えなければならない。


昨日書いていた「てんぐ探偵」のプロットのラストで、
家に帰ってきたシンイチの目を見て、
大人になったと感じた父が、
ビールを母さんに内緒でこっそり飲ませる、
というシーンを書こうとしたけど、
その次に来る真のラストシーンのために、
バッサリとカットした。
いいエピソードだったのにもったいない。
それは、ラストシーンに集中させるための、
散漫のカットなのだ。

キレのいいラストのためには、
ストンとしたテンポが大事だ。
いい映画のラストシーンのテンポ感を、
参考にすることだ。
posted by おおおかとしひこ at 09:50| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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