2018年01月30日

【薙刀式】アルペジオ中の同時打鍵

「これで」を打つときに、
どうしても右手が遅れて「で」の同時打鍵を失敗していた。
原因と対策がはっきりした。

「これて」までが三連のアルペジオになっていて、
しかも1-2の間隔より、2-3の間隔の方が短いからだ。


三連のアルペジオは、
図に書くと、
1.....2...3
みたいに加速して打鍵しているということ。

1.2のリズムで右手で濁音同時押しをしようとすると、
3より遅れることになり、
ミスタイプの原因になっている、
ということが、
わかってきた。

なるほど、三連アルペジオ中に同時打鍵をかますと、
そういうリズムを取りにくいことがあるということか。

とくに「これで」での失敗が多く、
「で」が僕は苦手なのかな、
と意識して観察していたら、
「出来ない」「です」などでミスることはなくて、
「これで」だけでミスが多いことに気づき、
なんでやろ、と観察して発覚した次第。

「なんで」の「で」はミスらない。
右手アルペジオ二連からの左手だから。

三連アルペジオの中に逆手でタイミングを合わせることだけが、
ミスの原因のようである。

図にすると、
左1......2..3
右....................4
という右手の遅れは、1.2基準のテンポで調子を取った、
ということだ。

この仮説は、
「内在する」という右手6連アルペジオ中の、
「ざ」に左手で濁音同時することが困難なことで、
検証することができる。
単純に「ないざ」と三連アルペジオにしてみてもわかるかと。


なるほど、左右交互打鍵重視だと、
こういう事故は防げるのだろうし、
そもそもそういう現象があることすら、
知られていないかもしれないね。

アルペジオは加速する。
それ自体は知っていたことではあるが、
片手の加速と左右のシンクロはまた別なんだねえ。


「これで」をミスる時は、
左手に意識がいっていて、
右手で「あ、濁音つけなきゃ」とあとで思ってついていくことが多い。

左手が待つか、右手が2.3のリズムを取れれば、
成功しやすいです。
「これで」ほどじゃないけど「これが」も、
同じ原理だと思われます。



ピアノ経験者はこういうTIPSを沢山持ってるんだろうなあ。
僕はピアノを弾いたことがないので、
一からこういうことを構築している。
posted by おおおかとしひこ at 11:37| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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