高速打鍵のネックは同時打鍵だ。
薙刀式で一番多いのが濁音の同時押しで、次が拗音。
(シフトは前押しなのでとりあえず除外)
そろそろ秒3打を超えそうなのだが、
一体設定値をいくつにすればいいのか問題。
先日上げた記事では、
dvorakjの設定を、
待機時間40ミリ秒、遅延3から5ミリ秒とした。
その後色々調べると、
新下駄配列のkouyさんは70ないし80ミリ秒と長めに、
dvorakj作者のblechmusikさんは20台後半に(おそらく自作の塗り下駄配列)、
親指シフトの塩澤さんは30に、
それぞれ設定している。
人によってばらばらやん。
kouyさんはタイプウェルでも相当速いというのに、
これだけ長めに設定しても大丈夫のようだ。
(dvorakjを使っているのではなかった筈で、数字の感覚は違うかも)
僕は大阪のイラチ(もっさりが嫌い)なので、
70程度だと、サラサラと文章が書けなくてイライラする。
出来れば20くらいがスムーズに自分の文章が書けるのだが、
それだと同時打鍵の成功率が極端に下がる。
で、35から50の間をうろうろしていた。
ようやく本題。
キーボードのセッティングを変えたら、
25で行けたよ、というのが結論。
カタナ式とふと同じにしたらどうなるか?
と実験してみたら、
25でも同時打鍵がなぜかほぼ成功してしまうのだ。
理屈は分からない。
カタナ式で半年以上トレーニングした指遣いが使えているのかも知れないし、
角度や距離に理屈があるのかもしれない。
一応書いておくと、
hhkb使用で、
・手前に1センチ厚のウレタンをかまして、奥チルトに。
・リストレスト2センチ上げ。
だ。
キー換装は一切せず、デフォに戻していることも付け加えておく。
あとスペースのシフトが結構うるさいので、
スペースキーのみ静音リングいれたら快適。
以下原理の仮説。
・猫の手で上から打つと、同手のタイミングは取れるが、
異手のタイミングは取りづらい。
手首で同期を取ると取りやすくなるが、手首の動きは遅いので、
20ミリ秒台の動きではない。
・カタナ式の奥チルトで指を伸ばす逆のセッティングだと、
異手のタイミングが取りやすい。
手首の必要なく指同士で同期が取れる。
今は猫の手をやめて4指は伸ばしている。
親指はシフトのために第一関節を曲げたまま。
(手で「4」を示すような手の形)
なんでそうなのかは、まだ分からない。
しかしとにかく快適な同時打鍵が出来ている。
今まで同時打鍵が苦手だった人は、
キーボードの物理セッティングや、
手の構えが違ってただけかもしれないね。
2018年02月01日
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