2018年02月01日

【薙刀式】同時打鍵のタイミング、再び

高速打鍵のネックは同時打鍵だ。
薙刀式で一番多いのが濁音の同時押しで、次が拗音。
(シフトは前押しなのでとりあえず除外)

そろそろ秒3打を超えそうなのだが、
一体設定値をいくつにすればいいのか問題。


先日上げた記事では、
dvorakjの設定を、
待機時間40ミリ秒、遅延3から5ミリ秒とした。

その後色々調べると、
新下駄配列のkouyさんは70ないし80ミリ秒と長めに、
dvorakj作者のblechmusikさんは20台後半に(おそらく自作の塗り下駄配列)、
親指シフトの塩澤さんは30に、
それぞれ設定している。
人によってばらばらやん。

kouyさんはタイプウェルでも相当速いというのに、
これだけ長めに設定しても大丈夫のようだ。
(dvorakjを使っているのではなかった筈で、数字の感覚は違うかも)

僕は大阪のイラチ(もっさりが嫌い)なので、
70程度だと、サラサラと文章が書けなくてイライラする。
出来れば20くらいがスムーズに自分の文章が書けるのだが、
それだと同時打鍵の成功率が極端に下がる。
で、35から50の間をうろうろしていた。


ようやく本題。
キーボードのセッティングを変えたら、
25で行けたよ、というのが結論。


カタナ式とふと同じにしたらどうなるか?
と実験してみたら、
25でも同時打鍵がなぜかほぼ成功してしまうのだ。

理屈は分からない。
カタナ式で半年以上トレーニングした指遣いが使えているのかも知れないし、
角度や距離に理屈があるのかもしれない。

一応書いておくと、
hhkb使用で、
・手前に1センチ厚のウレタンをかまして、奥チルトに。
・リストレスト2センチ上げ。
だ。
キー換装は一切せず、デフォに戻していることも付け加えておく。
あとスペースのシフトが結構うるさいので、
スペースキーのみ静音リングいれたら快適。


以下原理の仮説。

・猫の手で上から打つと、同手のタイミングは取れるが、
異手のタイミングは取りづらい。
手首で同期を取ると取りやすくなるが、手首の動きは遅いので、
20ミリ秒台の動きではない。
・カタナ式の奥チルトで指を伸ばす逆のセッティングだと、
異手のタイミングが取りやすい。
手首の必要なく指同士で同期が取れる。

今は猫の手をやめて4指は伸ばしている。
親指はシフトのために第一関節を曲げたまま。
(手で「4」を示すような手の形)

なんでそうなのかは、まだ分からない。
しかしとにかく快適な同時打鍵が出来ている。


今まで同時打鍵が苦手だった人は、
キーボードの物理セッティングや、
手の構えが違ってただけかもしれないね。
posted by おおおかとしひこ at 00:53| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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