得意な運指を速くすることをまずやって、
トップスピードが頭打ちになった頃、
ボトムスピード、つまり苦手な運指を鍛えていくこと。
カタナ式、薙刀式では、
加速するところが沢山ある。
片手アルペジオになっている部分だ。
特に薙刀式では、ひらがなで書くような、
言葉のつなぎ部分や語尾が、
加速しやすいように作っている。
(逆に、話題の中心になる名詞や形容詞は、
そうでもないと思う。熟語の、い、う、ん、拗音は速いか)
他にも個々人で得意な運指があると思う。
そういうやつをまず徹底的に速くすると、
単純に爽快だ。
苦手なやつは練習するのも心理的に嫌なので、
まずは気持ちいい所を存分に味わうと良いと思う。
攻撃を先に覚えて、防御は後回しにするようなものだ。
で、トップスピードがわかって来たら、
ボトムスピードを上げて行く。
ここからが地味で、
小指や薬指を鍛えていくことになる。
中指→小指とか、中指→薬指とかキツイよね。
トップスピードを上げるのに対して、
時間もかかるし、パターンも多いので、
ひたすらしんどい。
でも着実に効果は実感できるはずで、
亀の歩みだとしても確実性は高い。
今僕はタイプウェルで98秒のDなのだが、
トップスピードはSSクラスを出している。
ボトムがやはり足を引っ張っていて、
(下手したらランク外のもある)
今は地味な苦手克服に時間をかけ始めている感じ。
カナ入力は、ローマ字と比べて、
ここの時間が組み合わせ爆発的に多くて、
しんどいですね。
なので、先にトップスピードの果実を食べてしまったほうが、
あとあとモチベが持つかなあと思った次第。
実際の創作文では、
1120字/10分ペースをすでに出していて、
実用上はもう問題ないかも知れないが、
なんでタイプウェル遅いんや、
と分析してみて、
トップとボトムの差に気づいたというわけだ。
タイムというのはトータルだからね。
これを縮めるには、薬指の鬼門が待ち構えている。
(小指は最初から負担を減らしたので、
しわ寄せが薬指に行った感じ。理想は中指をもっと使えれば…)
ピアニストって大変なんだなあ。
2018年02月07日
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