薙刀式は親指シフトの、
「猫の手を保ち、上から垂直に指を下ろす、
親指も同様で、親指との同時打鍵はおっぱいを揉むように」
を推奨してきたけど、
大量高速打鍵に近づくにつれて、
打法に変化が生じてきた。
具体的には、カタナ式の「前滑り」打法に、
どんどん近づいてきた。
僕の開発した前滑り打法とは、
以下のようなものだ。
・キーボード面を水平または奥に傾ける。
(奥チルト)
・指も手のひらもまっすぐに構える、
キーボード面ギリギリに近づけるのがデフォ。
・4指は「上から打つ」のではなく、
少し曲げた状態から伸ばし、
キーの上を前に滑らせる要領で押下する。
・手は机につけない。手首の部分にリストレストを置き、
手首関節を自由にする。
のようなものだ。
これを実現するために、
僕の使っているhhkbだと、
手前1センチかさ上げ、
リストレスト2センチ高、
のセッティングとしていた。
で、リストレストを1センチ高に下げると、
さらに手のひらがキー面ギリギリになり、
入射角がさらに水平に近づき、
前滑りが快適になったよ、
というのがニュース。
この時に親指はどうすればいいのかというと、
「キーの前面の部分を、
第一関節を曲げたままこする」
という打法によって押下できることがわかった。
前面か、もしくは手前角を触ると良い。
(hhkbのスペースキー手前角は結構角ばっているので、
ヤスリで丸くした。スペースキー上下逆付けもおススメ)
手の形でいうと、
親指を曲げ、4指を伸ばした、
「4」を示すような感じで、
キーボードに接するイメージ。
で、そこから手首を柔らかくしておいて、
指を前に滑らせる。
(親指は掴む方向に滑らせる)
なんのことはない、
カタナ式の前滑りに、
親指の掴み滑りという拡張がついたようなものだ。
(カタナ式時代の親指は、
スペースキーの上面を滑らせていたが、
今回は前面か角を滑らせる)
僕しか有利じゃない打ち方かも知れないので、
話半分でもいい。
もし腱鞘炎に悩んでいる人がいれば、
「上から打つ以外の方法論もあるのか」
と気付いて、試してほしい。
慣れたら爪一個分も前滑りで動かさずに打鍵出来るので、
エネルギーを使わなくて済む。
(底打ちの必要ない、
静電容量無接点方式またはメカニカル赤軸が、
必要かも知れない)
少なくともこの打ち方が僕には一番楽らしく、
親指シフトの猫の手の方法論はしんどい、
ということが分かってきた。
親指シフターの高速打鍵動画が出てこないので、
ほんとに猫の手のままで腕を浮かして、
上から指を突いて150字/分くらいいくのか見てみたいんだよね。
少なくとも薙刀式では、
この前滑りで110字/分くらいでは打てるようだ。
高速な指の使い方を、
親指シフターは動画公開すればいいのに。
動画公開しないのは、
実は遅いからじゃないな、
と挑発してみる。
カタナ式では動画を公開したので、
それに匹敵するようになったら、
薙刀式も動画つくるかな。
その時は、こういう構えや打ち方を、
動画で解説したほうが理解が早いと思うんだ。
2018年02月09日
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