2018年02月23日

【入力のこと】かえうち、3キー同時押し対応してない、よね

hhkbにかえうち装備すれば、どのPCでも(Macでも)薙刀式使えるやん!
と閃いたのだが、
どうも同時押しの仕様を熟読する限り、3キー同時押しは無理っぽいな…
あと、俺のhhkbはBluetoothだったし…

hhkbJP(USB)をゲットして、かつ、かえうちが3キー同時押しに対応する、
なんというハードル…orz
こうなったらNizでも買ってみるか…35g静電容量無接点…!
posted by おおおかとしひこ at 19:35| Comment(8) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。先日こまどり配列を紹介していただいたsemialtです。
かえうちの3キー同時入力対応については私も問い合わせたことがあるのですが、現状では対応予定はないとのことです。

https://twitter.com/semi_alt/status/941992851235258369

ご参考までに。
Posted by semialt at 2018年02月25日 12:15
semialtさん情報ありがとうございます。

同時打鍵ロジックが、「○%重なっているのを離すときに判断」
となっているということをマニュアルから読み取ったので、
現在DvorakJで実装している「○ミリ秒以内に押下で判断」とは随分違うなと。
これで組んであるプログラムに、全く別の同時打鍵ロジックを組み込むのは無理だろうなあと想像します。
一から再構築すれば別だけど、現状その予定はないと。残念…

余談ですが、よだか配列に、色々調べていた期間に出会っていて、
行段系カナってどんな感じか想像できなかった記憶があります。
単打でその行のメジャー音というのは無駄を省くいいアイデアだなあと思いました。
同時打鍵ちょいちょい単打、みたいな打鍵感なんでしょうか。逆に単打で構成してちょいちょい同時打鍵なのかしら。
運指が想像の外にいる…
Posted by おおおかとしひこ at 2018年02月25日 13:10
行段系カナの打鍵感についてですが、習得の順番としては、

1 行段的な法則性のある同時打鍵をまず覚える。法則性があるので、頭で覚えるのが比較的に楽。続けていけば、指が覚える。
2 単打できる場合は徐々に単打で楽をする。楽なので指が覚える。
3 撥音拡張や拗音拡張が使えるときは徐々に拡張を使って楽をする。楽なので指が覚える。

ということになるかと思います。単打や拡張は同時打鍵に比べて指が楽なので、使いはじめるとすぐ「指が覚えて」しまいます。

そして、かな一文字に着目すると、よだか配列の単打率はおよそ68%なのですが、拡張は同時打鍵なので、どっちが主ともいえず、打つ方は単打も同時打鍵もあまり気にしなくなり、楽な方を指が選ぶようになる…といいな、という感じです。

自分は打つときに、単打も同時打鍵も意識していません。もし、打つたびに頭で「これは単打、これは同時打鍵」と頭で考え続けてしまうと、スムーズには打てないと思います。
Posted by semialt at 2018年02月25日 18:36
なるほど。よく考えられてあるなあ。
徐々に体が楽しようとしていく感覚は、すごくわかります。
僕は同時打鍵が嫌いなようで、
そこをなるべくショートカットしたいんですよねえ。
同時打鍵率32%ということなら、なんとかなりそうですね。
シフト率32%の、5シフト同時打鍵配列とも考えられるわけか…
Posted by おおおかとしひこ at 2018年02月25日 22:03
かえうち開発者です。

> 同時打鍵ロジックが、「○%重なっているのを離すときに判断」
という方式で同時打鍵判定でも、ロジック上は3キー同時押し判定が可能です。
現状では、どれか1つのキーと同時押ししていた(2キー同時押し)だと判定された時点で、他のキーと同時押しになっているかの判定は(意図的に)行わないようにしています。
3キー以上の同時押しも取り込む場合は、ここの判定を全てのキー(かえうちで同時押しMODと呼んでいるキー)について判定を行うようにするだけです。
判定ロジックの変更自体は、さほど高い実装難易度やリスクはないという認識です。

リンク先のTwitterにあるように、実装していない理由は、カスタマイズ(キー配列設計)が複雑になることと、3キーロールオーバーが保証されないキーボードが多数あることの2点です。前者のせいで実装してもあまり使ってもらえないでしょうし、後者のせいで動かないときに原因が かえうち の処理かキー配列設計かキーボードかが分かりにくくなります。
Posted by うぇぶしま at 2018年03月03日 11:43
うぇぶしまさん詳細な解説ありがとうございます。

ということは、原理上は薙刀式は実装可能…ゴクリ。
3キーロールオーバーできないキーボード問題は、
かえうちなしで実際に同時押しすれば確認できるわけだし。
あとは離し入力が生理的に気持ち悪いかどうか
(その後ロールオーバーでアルペジオする確率が高い配列なので)
は、触ってみないと分からないですよねえ。
やはり購入しかないか…
Posted by おおおかとしひこ at 2018年03月03日 20:36
> 3キーロールオーバーできないキーボード問題は、
> かえうちなしで実際に同時押しすれば確認できるわけだし。
その通りなのですが、期待通り動作しなかったユーザー全員が、Nキーロールオーバーの話を知った上で、直接接続時のキーUp/Downのログを見て使えるキーボードなのか確認してくれるかというと、非常に難しいと思います。
やはりある程度需要がないと実装には進めづらいです。要望を集めるには公式サイト内のフォーラムを活用していただければと思います。


離す瞬間の入力が性に合わない場合は、キーの自動送信(キーを押しっぱなしにした場合、一定時間以上経過したら文字を出力する)までの時間を短くすることで、時間判定に近い操作感にできます。以下のフォーラムトピックをご参照ください。
https://goo.gl/Ma32mS

ロールオーバーした場合は、2キー目押下時点で1キー目を(離していなくても)出力します。ある程度の打鍵速度(イメージはe-typingで200とかタイプウェルでBとか)があれば離し入力でも違和感は出にくいかな、という認識です。
実装は時間判定の方が遥かに簡単(欠点も多い)なので、こちらも要望が多ければ時間・割合選択式にするということも可能です。ただ今のところ同時打鍵の判定ロジックについての不満はほとんど(おそらく前述のフォーラムトピックのみ)聞いておりません。
Posted by うぇぶしま at 2018年03月04日 07:17
うぇぶしまさん更に詳細な解説ありがとうございます。

たしかにかえうちの想定ユーザー層は広く取ったほうがいいですもんねえ。
しかしもはや購入していじってみるしかない段階のようですね。
ふふふ…Macで配列を変えるのが夢だった…
Posted by おおおかとしひこ at 2018年03月04日 18:37
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