2018年02月26日

説明はいらない

この感情には二種類ある。

・説明ウザイ、下手
・説明は野暮、早く楽しませろ


説明下手は、上手になれ。

説明は悪ではない。
世の中はよく分からない。
だからみんなどうしてそうなってるのか、
説明を求めている。

池上彰が人気になるのも、
説明がうまいからだ。

悪なのは、下手くそな説明だ。


説明は客観的か?
僕はそうではないと考える。

客観的で正しいことを書いとけば、
説明責任は果たしたことになるか?
僕はならないと、考える。

薬の瓶にちっちゃく書いてあるアレ、なんなんや。
あんなもの説明業界では下の下の下だ。

説明ばっかりしてるCMも最低だ。
誰が買うねん、そんなおもんないもの。

理系の論文もきつい。
客観的に正しくても、
それを読む人の気持ちまで考えた論文なんてほとんどない。

つまり、
説明とは客観ではない。
相手の心に届かせる、表現である。

池上彰がどうして説明がうまいかというと、
客観ではなく、表現、つまり主観の領域に入っているからである。

主観というのは、
他人事であったはずのものが、
いつのまにか自分ごとになっていることだ。

関係ない話が関係ある話にすり替わるのだ。

これは、感情移入と全く同じ作用である。


これが下手な、説明は、世の中に不要である。
害だ。なくなってしまえ。

これに慣れている人は、
「説明がないと不安」になる傾向がある。
なくなってしまえと思われているのにだ。


説明がなくても分かるのが理想だ。
それを読解という。

あとは言わなくてもわかるよね?である。

いちいち説明はいらないから、
さっさと楽しませてくれよ、
そう言われるように、全てをもっていく。
posted by おおおかとしひこ at 15:08| Comment(2) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
長らく格闘していた作品が一段落つき、ようやくコメントする余裕が生まれました笑
私は活字専門の人間ですが、この「説明」の処理は本当に悩まされます。が、今回の記事で、少しだけクリアになったような気がします。ありがとうございます。
必ずしも説明が悪ではないんですよね。説明すべきところは説明する。問題はどのように説明するか。深いです。引きつづき精進したいと思います。
Posted by phan at 2018年02月26日 16:48
phanさんコメントありがとうございます。

活字なら地の文があるんですよね。
簡単なのは、
「最初に説明から入ってことを起こす」
「ことを起こして引きつけてから説明する」
の手が使えますね。
映画だと前者はしんどいけど、文章なら筆力次第でなんとかなるかも、
と考えています。
説明自体が面白いタカタ社長は、なにかと参考になるかも。
どうやって興味をひきつけて自分ごとにさせるのかが注目点かな。
Posted by おおおかとしひこ at 2018年02月26日 19:20
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