とくにタイピングの話なのでこっちのカテゴリで。
指周り、腕周りに関しては、
高速カタナ式や薙刀式マニュアルに、
詳しくストレッチを紹介している。
肩甲骨はがしのストレッチも効くよ、
と紹介した。
これで取れない、今度は首の後ろあたりの凝りをほぐす方法。
肩甲骨はがしを含めた、以下の三つをワンセット。
一日あたり数セットやると、ほぐれてくるよ。
まず立ちます。以下回数は気持ちよくなるまで。
1. 肩だけを上下に。
気をつけの姿勢から、肩だけを上下に。
前後、左右(開閉方向)はダメ。
純粋に真上と真下に大きく動かすこと。
三角筋の奥にある筋が伸びることがわかる。
腱鞘炎が酷い時は、上腕と繋がっていることも自覚できると思う。
2. 腕をまっすぐ、後方で拳を組みなるべく後ろへ手を伸ばす。
その体勢のまま、肩甲骨を上下。(肩甲骨はがし)
肩甲骨周りの凝りがこれで一発で取れる。
腱鞘炎の酷い時はこれで上腕周りの凝りがほぐれる。
肩甲骨周りの凝りは自覚症状がないので、
こんなに凝ってたのかと肩甲骨を動かしてみて気づく。
目の疲れとかも取れやすい。
上体を前に倒し、手を天井方向くらいまで後ろにあげてやると、
更に効果抜群。
なるべく肩甲骨を内側に締めたまま上下させるのがコツ。
3. 首の後ろで手を組み、背骨から首をなるべく真上に伸ばす。
頭で首から背骨をずるっと引っこ抜くようなイメージ。
勿論ゆっくりやらないと痛めるので、
静的な力でイメージで。
そのまま伸びを作ると首は後ろにいきがちなので、
両手で抑えながら頭を伸ばしていくと、
首の後ろの筋に効く。
真横を見れないくらい首が痛かったんだけど、
これをやってからだいぶマシになりました。
タイピングの初期は、
新しい指の運動を作っていくから、
腱鞘炎の手前になるほどに疲労します。
自覚症状がなくても、蓄積はする。
手指や上腕周りのストレッチだけでは取れない、
頑固な首周りはこいつで解決。
余裕があれば解剖図など見て、
表層筋や深層筋がどう自分についてるか調べ、
ストレッチ中にどこに効いているか、
自覚すると効きが変わりますよ。
(ストレッチは顕在意識で緩めるのを指示したほうが効く)
ストレッチの基礎知識として、
深呼吸をしながら(息を止めると筋肉が緊張して縮む)、
風呂上がりや温かいところがベスト(寒いと同様に縮む)、
というのは覚えておいたほうがよいです。
あとストレスを貯めるのも腱鞘炎には良くない。毛細血管が縮むので。
ストレス発散にタイピングしまくりは、あんまりおススメじゃない。
腱鞘炎を招いているようなものです。
楽しいことをやってからタイピング修行、の順かなあ。
(そのうちタイピング自体が楽しくなってくるんだけどね)
2018年03月12日
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