バーフバリ熱が冷めやらず、1を借りて見た。
2を先に見てしまったからか、
完全に答え合わせみたいになってしまい。
それでもバーフバリのヒロイズムは変わらない。
最も面白いのはクライマックス、
二人の王子の継承権を撃退法のちがいで示す部分である。
これが徹底的に対比されているのが痛快だ。
物量の矢vs知恵の布アンド火、
人質ごと轢き殺すグルグル刃の馬車vs人質の足を絡めて無傷にする、
獅子の噛みつきで無傷でとらえるvs飛び道具で遠くから殺す。
この順で時系列になっているのがうまい。
義理の兄の汚さとバーフバリの素晴らしさの対比に、
僕も民の一人となって、バーフバリ!と叫びたくなってしまう。
これが原始的な快楽である。
徹底的な対比はわかりやすさを生み、
感情移入を生む。
憎むべき悪と、味方したい正義を生む。
古代史ものとしても、
なかなかの見応えであった。
ああ、これまた2見たくなってくるわ。
絶叫上映会いきてえ。
みんなでバーフバリ!って叫べるんだぜ?
楽曲の方も2のほうが良かったと思う。
しかし話は単純な行ってこいの大枠だったなあ。
でも滝登りやら妃を救う仮面の集団やら、
タトゥーやら、
カッタッパやらの、
変化球を上手に使っているのが、
巧みな構成であった。
原始的快楽。
これが映画の醍醐味の一つだ。
しかしインド人よく飛ぶなあ。
2018年03月21日
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