色々あって、これじゃね?というのが出来た、ような。
まずhhkbの、無変換、変換、カナキーを、上下逆付け。
これは編集モードと親指エンターをやりやすくするため。
スペースキーは逆付けしない。
右親指のデフォ位置は右編集キーすなわち変換キーだが、
右手親指でスペースキー(シフト)へスムーズに移動できる。
スペースキーを逆付けすると、
どうも前滑り打法と相性が悪いので、
スペースキーだけはデフォのままだ。
また、いい板をハンズの木工コーナーで仕入れた。
リグナムバイタという南米の木材である。
緑褐色という変わった色で、和名を緑檀という。
最大の特徴は、自ら油のような樹液を染み出し続けること。
これにより、この板は常にロウでコーティングされたような、
ものすごくしっとりした手触りになる。
蜜蝋のような手触り、とものの本にあるくらい。
勿論パイン材とか杉板とか、
パームレストには板ならなんでもいいとは思うけど、
このリグナムバイタは特別な素材だ。
手を置いたときのしっとり感が違う。
(蜜蝋などを木材に染み込ませても同様だろうが、
定期的にメンテしないとだめだろうね)
もし触ったことないなら、相当おススメの木材だ。
ただし重い。密度は現存する木の中で最も重いそうな。
hhkbより重い。モバイルに向かないけど、気に入ってるので持ち歩いている。
整形はハンズのカットサービスを利用。
密度がありすぎて糸鋸は入らない。
角を丸めるのには金ヤスリから入るくらい。
で、なにもこの板でなくても、
以下のような「パームレスト板」にする、
というのが僕の最終形のようである。
厚み1.5センチ(下に滑らないシートを敷く)の、
幅29センチ、奥10センチ。
奥にhhkbを数センチ乗せ、奥チルトに。
パームを板の上に置くか、
板の端にリストを付けて手首を浮かせるかは、
気分次第。
ホームポジションの中央、GHの間と体の中心を合わせること。
(写真はつい左右幅対称に中央ぞろえにしてしまったが、
GHはキーボードの中心より左位置にあることに注意!)
手はGH中心に、左右対称のハノ字に構え。
キーの左傾きに合わせて左手を左にひねることは、しない。
前滑り法による打鍵。
これで、同時打鍵20ミリ秒で安定する。
いくつかの原理が組み合わさっている。
奥チルトにしたほうが、手首と腕を一直線にしやすい。
奥チルトにしたほうが、前滑りがやりやすい。
前滑りだと、20ミリ秒でも安定する。
パームを置くとどっしりと安定して打ちやすい。
パームを浮かせると前滑りがしやすい。
(これはどっちが正解とは言えないようだ)
手は左右対称のハノ字にした方が長時間は楽。
疲れが均等になりやすい。
(左右に色々ずらしたり、キーボードを傾けたりしたが、
最終的には左右対称が一番ましだった)
なお、現在試しているのは次のv5である。
相変わらずAXCをいじっているだけで、
A:単打は「け」、シフトは「み」
X:単打は「ろ」、シフトは「ひ」
C:単打は「は」、シフトは「ね」
で評価打鍵中。
板一枚というシンプルさが、
「最終形」に相応しいと思ったので発表してみた。
以前のややこしいやり方に比べて、
持ち運びにも便利、かつ打ち味は遜色ないので、
これがいいかなと考えている。
安定してきたら、そろそろ動画撮影かな。
2018年03月27日
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