2018年03月27日

【薙刀式】hhkbのキーボードセッティング、最終形(?)

色々あって、これじゃね?というのが出来た、ような。

setting1.jpg

まずhhkbの、無変換、変換、カナキーを、上下逆付け。
これは編集モードと親指エンターをやりやすくするため。
スペースキーは逆付けしない。

右親指のデフォ位置は右編集キーすなわち変換キーだが、
右手親指でスペースキー(シフト)へスムーズに移動できる。
スペースキーを逆付けすると、
どうも前滑り打法と相性が悪いので、
スペースキーだけはデフォのままだ。


また、いい板をハンズの木工コーナーで仕入れた。
リグナムバイタという南米の木材である。
緑褐色という変わった色で、和名を緑檀という。

最大の特徴は、自ら油のような樹液を染み出し続けること。
これにより、この板は常にロウでコーティングされたような、
ものすごくしっとりした手触りになる。
蜜蝋のような手触り、とものの本にあるくらい。

勿論パイン材とか杉板とか、
パームレストには板ならなんでもいいとは思うけど、
このリグナムバイタは特別な素材だ。
手を置いたときのしっとり感が違う。
(蜜蝋などを木材に染み込ませても同様だろうが、
定期的にメンテしないとだめだろうね)

もし触ったことないなら、相当おススメの木材だ。
ただし重い。密度は現存する木の中で最も重いそうな。
hhkbより重い。モバイルに向かないけど、気に入ってるので持ち歩いている。
整形はハンズのカットサービスを利用。
密度がありすぎて糸鋸は入らない。
角を丸めるのには金ヤスリから入るくらい。



で、なにもこの板でなくても、
以下のような「パームレスト板」にする、
というのが僕の最終形のようである。

厚み1.5センチ(下に滑らないシートを敷く)の、
幅29センチ、奥10センチ。

奥にhhkbを数センチ乗せ、奥チルトに。


setting2.jpg


パームを板の上に置くか、
板の端にリストを付けて手首を浮かせるかは、
気分次第。

ホームポジションの中央、GHの間と体の中心を合わせること。
(写真はつい左右幅対称に中央ぞろえにしてしまったが、
GHはキーボードの中心より左位置にあることに注意!)
手はGH中心に、左右対称のハノ字に構え。
キーの左傾きに合わせて左手を左にひねることは、しない。



前滑り法による打鍵。

setting3.jpg


これで、同時打鍵20ミリ秒で安定する。




いくつかの原理が組み合わさっている。

奥チルトにしたほうが、手首と腕を一直線にしやすい。
奥チルトにしたほうが、前滑りがやりやすい。
前滑りだと、20ミリ秒でも安定する。
パームを置くとどっしりと安定して打ちやすい。
パームを浮かせると前滑りがしやすい。
(これはどっちが正解とは言えないようだ)

手は左右対称のハノ字にした方が長時間は楽。
疲れが均等になりやすい。
(左右に色々ずらしたり、キーボードを傾けたりしたが、
最終的には左右対称が一番ましだった)



なお、現在試しているのは次のv5である。
相変わらずAXCをいじっているだけで、
A:単打は「け」、シフトは「み」
X:単打は「ろ」、シフトは「ひ」
C:単打は「は」、シフトは「ね」
で評価打鍵中。


板一枚というシンプルさが、
「最終形」に相応しいと思ったので発表してみた。

以前のややこしいやり方に比べて、
持ち運びにも便利、かつ打ち味は遜色ないので、
これがいいかなと考えている。

安定してきたら、そろそろ動画撮影かな。
posted by おおおかとしひこ at 16:30| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。