2018年03月27日

【薙刀式】カタカナ語という弱点の克服

大概のカナ配列は、カタカナ語が苦手なイメージがある。
日本語と英語やら外国語の音韻が全然違うからで、
特別な運指を要求されるからだ。

薙刀式も例に漏れず、カタカナ語が弱い。
なんでかなあと観察していると、
マイナー位置をよく使うからだ、ということが見えてくる。


まず、日本語でほとんど使わない、
パピプペポがカタカナ語で頻出する。
このため薬指シフトをしょっちゅう使うことになる。

濁音の人差し指シフトは慣れてても、
半濁音シフトは滅多に使わないから、
無意識のレベルまでマスターしていない。
特に左右交互に薬指シフトが出てくるともう大混乱だ。
(ポップとか)

しかもハ行がかなりマイナー位置にある。
ハを除いて薬指小指の下段上段。
こんなんで速い打鍵になるはずがない。

これらと、右小指「ー」、「ゃ」のせいで、
「カタカナ語はやたらと薬指小指を使う」
という運指の特徴(欠点といっても良い)が、薙刀式にはある。

これは無意識に、カタナ式の「外来音は薬指」
の伝統を引き継いでいるようだ。

薙刀式は普通に日本語を打つときは、
「内側指」使用率、すなわち両人差し指中指が、
計78%と異常に高い数字を誇る。
(参考:
ニコラ55%
新下駄60%
飛鳥60%
新JIS63%
月68%)

しかしカタカナ語の頻出するときは、
やたら外側指、つまり薬指小指を使う感じになり、
だいぶ勝手が狂うようだ。



ちなみにタイプウェルなどから抜き出した、
「外側指特訓ワード」を載せておく。
これで僕はだいぶ鍛えられた。
参考にされたい。

ピアノ ビタミン スーパー ミネラル スパゲッティ
フィルム コンピューター ほこりっぽい パンツ
パンチ バロック ホームページ デスクトップ
ビューティー ボゴダ フェードアウト パルプ
パケット ブラックペッパー オフェンス ピッチャー
キャッチフレーズ ストップモーション デビュー
プラハ ブーメラン プロバイダー ピストン パラグラフ
ウッドペッカー ダイヤルアップ アップルパイ
ブダペスト エトピリカ ポプテピピック

これをゆっくりでもいいからノーミスで一周できるころには、
だいぶ運指が鍛えられていると思う。

ここまでカタカナ語を連発することはないから、
そもそもこれらが速くなる必要はない。
しかしマイナー運指を鍛えないと、
総合的には速くならないのは確かだ。

「よく使う運指をメジャーどころにする」
という合理の裏をひたすらやることになるので、
結構辛い。

でもこういう地味なのが出来るようになると、
何故かメジャー運指が速くなる、という現象があるんだよね。

ということで、マイナー運指も鍛えておこう。
posted by おおおかとしひこ at 00:10| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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