2018年03月31日

邦題を考えよう

映画の本質を考える訓練をしよう。

カタカナ邦題はクソだ。
我々は日本人であり、
物語に日本語の「ただしい」タイトルをつけられない時点で、
それを配給する資格などない。

「シェイプオブウォーター」
「バーフバリ/王の帰還」
の二本を例に考えよう。

書く者よ、シンキングタイム。


「水の中の異人」
「水門をあけて」
「水の中の恋」
「息がくるしい」

「王なる運命/バーフバリ完結編」
「王の資格/バーフバリ完結編」
「我が名はバーフバリ」
「讃えよその名を」


「ヒットする題名の法則」とかどうでもいい。
その本質をまずズバリということ。
そして次にキャッチーであること。
ネタバレでないこと。
あとあとよく見たら上手なネタバレであること。
そして、初見で引きがあること。
見てほしい人だけでなく、
関係ない人まで巻き込めるタイトルであること。
想定観客より広いマチをもち、
かつ深いところに届くこと。
内容やジャンルはある程度想像できること。


あなたの回答はどうだったろうか。
ほかのクソカタカナ邦題でも、
練習してみるべきだ。

少なくとも、
「シェイプオブウォーター」、
「バーフバリ/王の帰還」は、
それに相応しくない、クソ邦題だと僕は思う。
posted by おおおかとしひこ at 15:21| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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