2018年04月03日

【入力の話】ブラインドタッチを学ぶコツ

初日にガッツリやることです。
毎日5分ずつはよくない。


一日5分とか10分練習して、
トータルで100時間とか1万時間にしよう、
と思っていると、挫折まっしぐらです。

初日に3時間は取ってください。
その3時間で、最低中段全部を、見なくても打てるようになるのがいいですよ。
二日目も最低1時間は欲しい。
あとは一日5分でもいけると思う。

なぜ5分じゃダメなのか?
「体でやることは、全体に慣れる時間」
が必要だからです。

自転車に乗ることを考えましょう。
サドル、ハンドル、ブレーキ、
車体感覚、振り返る感覚、
などを、一日でマスターする必要があります。
まだペダルを漕ぐ必要はなく、
足で地面を蹴って進む段階です。
ここまでを一気に一日でやるべきでしょう。

これを、今日の5分はサドルに座り慣れする、
明日の5分はハンドルを持つことに慣れる、
などとやっていては、
いつまでたっても地面を蹴って進むことが出来ません。
自転車をマスターすることは、
「全体的な感覚」だからです。

自転車は、
「とりあえず乗って、地面を蹴って進み、
ブレーキをかけられるようになり、
車体感覚と振り向いて周りを見れるようにする」
までがひとつの感覚で、
これにペダルを加えれればマスターです。
曲がり方や交通ルールは分割可能でしょう。

「基礎感覚」みたいなものは、
分割してはマスターできないものです。

またがった感じ、ハンドルを持って左右に切る感じ、
ブレーキや進む感じ、
車体感覚(後ろに後輪があり、ぶつかることや、
前に前輪があり、ぶつかること)や、
乗った状態で周りを見て自分の位置関係を把握することなどは、
全部がフィードバックループする、
一連の全体的な感覚です。
一つ欠けてもうまいこといかない。
だからここまでを一気に一日かけてマスターするべきです。

「体を使う」とはそういうものだと思います。

配列も同じと僕は考えます。

中段には一番よく使うキーが並んでいて、
中段だけで打てる言葉が多く、
上段や下段と連携する重要な音が多いです。
自転車の基礎感覚のように、
配列の基礎感覚とは、
「十指で中段を打てること」だと考えます。
(シフト方式も含めて。
たとえば親指シフトなら、中段単打、右シフト、左シフトの、
計30音をマスターすること。
薙刀式なら、中段単打、シフト、濁音の25音をマスターすること。
実際にはそれよりも速いマスターの方法があって、
それはマニュアルにやり方を載せてあります)


この基礎感覚を初日にマスターすることが、
その後の挫折を防ぐと考えます。
一度基礎が体に入れば、
あとの応用は分割しても大丈夫だからです。

親指シフトをマスターしようとしてる人の日記などを、
最近ちょいちょい検索して見ていると、
一日5分とか15分とかで頑張っている人がいます。
その努力は残念ながら徒労に終わるでしょう。
それはマスターの後半のやり方です。
初日は3時間以上スケジュールを確保するべきで、
マスターの仕方にもコツがあるということです。

ブラインドタッチを、頭でマスターすると考えるから、
そう思ってしまうのだと思います。
元素の周期表や年表を覚えるようなものだと。
違うんだなあ。
ハンドルやペダルやブレーキのように、
違うパーツの違う機能が組み合わさってるんだよなあ。

タイピングは、言葉を運動で表現することです。
丸暗記より、ダンスに似ています。
posted by おおおかとしひこ at 11:49| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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