打鍵の中で最も速いアルペジオ。
たとえば、JI(薙刀式では「ある」)
MK(薙刀式では「ない」、連続シフトだと「おも」)
などだ。
この間隔はときに1/30秒以下であることが、
自分の打鍵映像を撮ってみてわかったことだ。
で、同時打鍵のミリ秒設定(この時間だけ待機して、
それ以内に、設定されたものが押されたら同時とみなす)
をいくつにするのが妥当なのか、再び考える。
テレビ映像は、1秒に30コマのパラパラマンガで表示している。
その1コマが1/30秒だ。
(ちなみにユーチューブは1コマ1/24秒でちょっと遅い)
映像の世界では1フレ(フレーム)という。
僕の最速のアルペジオは1フレより速い。
なので映像では同時打ちとしか写っていない。
(スローモーションカメラが必要な部類)
音の単位は44000Hzだから二打の音はする。
結論だけ言うと、
僕は最速アルペジオを1/30秒=33ミリ秒以内で打つようだ。
現在僕は、
同時打鍵の設定を25ミリ秒に設定している。
いくらなんでも1フレより速く2打鍵することはないやろ、
と高を括っていたのだが、
どうもアルペジオや左右交互が同時判定され始め、
映像を見て、33ミリ秒を下回る時があるんだ、
と確認し直した次第。
左右交互が同時に判定されるよくあるケースは、
「あと」と打とうとして「ど」に化けるやつかな。
それまで40ミリ秒程度に設定していたのだが、
このケースに遭遇して、
再び打鍵を見直し、
33以下でかつ同時打鍵も失敗しないのを見極めていったら、
25あたりに落ち着いた。
薙刀式は拗音外来音同時押しの仕様で、
これは利点でもあるが、
そこら中に同時押し用のキーがばらばらにある、
という欠点でもある。
今まではそんなに気にしてなかったが、
最近打鍵速度が上がってきて、
意図せざる同時押しが発生する。
(一番よくあるのが、
「ほうほう」と打とうとして「ぽぽ」になるケース。
萎えるわ)
で、俺、どんくらいの間隔で最速打ってんのかなあ、
と調べてみたら、という。
人はどれくらいの間隔で2打を打つのだろう。
タイパーはもっと速いのだろうか?
ロールオーバーしなきゃいいはずだが、
僕はどうしてもロールオーバーする。
離すのは苦手だ。
で、25ミリ秒ともなると、
今度は同時打鍵が困難になってくる。
負荷をかけると、たいてい手が発見する。
またまた新しい打鍵法にたどり着いた。
前滑りは変わらないのだが、
同時打鍵を「左→右」のずらし押しのつもりで打つ方法。
最速ずらし押しのつもり(最速アルペジオのタイミング)でやると、
下手に同時押しを意識するより安定するのである。
これが「右→左」のずらし押しでは安定しない。
僕が右利きだからか、
左→右の横書きの習慣か。
これによって革命的に同時打鍵が安定するようになった。
試しに自由文を書いたら、
1300文字/10分という、
人生最高スピードが出てしまい。
とりあえず発見の記録。
理論はあとから追いかけるのだろう。
ちなみに「ぽぽ」問題は、
現在開発中のv6では解消している。
え?薙刀式完成ちゃうの?
半濁音シフトを人差し指下段に変更したものに、
薙刀式を名乗らせるかは、完成してから考えるつもり。
「○う」周りに同時打鍵が発生しないように、
このキーに同時押しシフトを置かないようにした、
というのが半濁音シフトの移動理由だ。
もともとは薬指の負担を減らしたかっただけなんだけど、
こっちの効果の方が大きい。
半濁音よりも「○う」の頻度の方が多いからね。
思考のスピードは分速何字なんだろう。
ムラがあるのは承知の上だが、
最速の思考を最速のタイピングで抑えたい、
という欲望が僕にはある。
音声入力はこれに対応できない。
「声という文字」になる前の、思考を書いていきたい。
とりあえず25ミリ秒+ずらし前滑りでしばらくやってみる。
タイプウェル的には秒4打が見えてきた。
2018年04月06日
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