かえうちを色々設定していて、IMEのON/OFFをうまくやるショートカットを思いついた。
結論から書くと、
←を押しながら→で、IME-ON(かな)
→を押しながら←で、IME-OFF(英数)
というアイデア。
MacとWindowsで、JISとUSで、
つまり4種類のキーボードで、
操作を統一できないか、と考えている。
デフォをまとめるとこうなる。
Win(JIS、MS-IME)
IME-ON: 変換キー、ひらがなキー OFF: ?
ON-OFFのトグル: (ALT+)全角半角キー
Win(US)
ON-OFFのトグル: ALT+ `(JISのESC位置にあるやつ)
Mac(JIS)
IME-ON: かなキー OFF: 英数キー
ON-OFFのトグル: Command+Space
Mac(US)
ON-OFFのトグル: Ctrl+Space
もうめちゃくちゃですな。
USのほうがトグルなので、まだあきらめがつく。
ALTとかCtrlの位置自体キーボードによってバラバラだし、
いい加減にしろってかんじ。
Ctrlの位置だけでhhkbが選ばれる理由になるのなんて、
根本的になにかがおかしい。
僕はずっとMac(JIS)だったので、スペースキーの左右にある、
英数、かなキーが直感的でスマートで、やりやすくて愛用している。
今どっちだっけ、とモードがわからない時にも、
とりあえずどっちかの親指でこれから打ちたい方を打ってから書き出せば、
100%アタリである。
トグルだと、USBの裏表みたいな現象に悩まされることになるよね。
IMEアイコンまで行ってクリックするのなんか論外だ。
俺にはデフォルトのエンターキーさえ遠いのだ。
ということで、
カタナ式、薙刀式ではスペースキーの左右にあるキーで、
英数、かなモードに入れるように設定してきた。
(途中で親指エンターが気に入ったので、
薙刀式では変換キーにエンター、その右のかなキーにかなをバインド)
で、もっとスマートな方法はないかと考えていたら、
「どのキーボードにもあるキーで切り替えたらええやないか」
と思いつく。
つまりシフトとかエンターとか、カーソルとか。
かつ、他にショートカットが定められているやつは避けたほうが良い。
で、カーソルキーでええやん、と思いついた。
かなは右、英数は左、というのがMacの伝統だから、
←を押しながら→で、IME-ON(かな)
→を押しながら←で、IME-OFF(英数)
が一番シンプルでスマートな解でないかい?という提案だ。
左右カーソルは同時に押されたりロールオーバーされることがない、
という経験則もあるし。
(縦書きですごいすばやく候補を迷う時くらいか)
残念ながらDvorakJでは実装する方法がない。
(これらの切り替えには、現在のIMEの状態を取得して、
それに応じて計4パターンの処理をすることになる。
AHKにはそれをするライブラリIME_()があるが、
それを直接操作する手段はDvorakJにはない。AHKで組めばいけるが)
ちなみに、かえうちなら可能。
ということで、かえうち版の薙刀式にはこれを積んでおくことにした。
文字キー内の←→(TY)でも、IMEが切り替えられるようにしてある。
(英数モードでも、Tを押しながらYでかなモードになる)
日本語と英語の切り替えを無意識レベルでしたいだけなのに、
なんでこんなに苦労しなきゃいけないんだ。
そもそも全角半角キーなんて遠すぎだろ。
パソコン作ってるやつはバカばっかりなのか?
デザインってのは見た目じゃなくて、
こういう行為や概念の設計のことをいうんだよ。
2018年04月12日
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