自分の思う言葉を1万字くらい書くと、
ようやくその配列が体に入ってくる。
僕はそういう仮説を立てている。
先日も実証してみた。
薙刀式v6で、
既にこういう文章や日記的なものは書いていて、
しかし実際の物語原稿は、
そんなに莫大に書いてはいない。
で、物語原稿では、
v5までの配列の動きをまだ指がしてしまうことがあった。
ところが先日ざっくり1万字書くと、
ようやくv6の動きを手がしてくれるようになってきた。
手が無意識に「その音」に飛ぶのは、
まだ無意識ではない。
今の音を打っている時、
「その次の音」に無意識に指が移動していて、
あとは押すだけになっている時が、
一番打鍵が滑らかにいっている時だ。
言葉がうまく流れている状態は、
大体これがうまくいく。
v5の動きを手がしてしまうのを、
v6でそれが出来るように矯正するのに、
やはり「その文体で」1万字かかるんだなあ、
と実感した。
自分の考えをこうして書いてる時と、
セリフや描写を書くときは、
文体がだいぶ違い、
予測運指がだいぶ違うようだ。
ここから速くなってくのには、
あと3万字とか10万字とか必要かもね。
今センターシフトを完全逆手打ちに矯正中で、
そこが結構きついです。
(あと変換のスペースキーも右手に変更したい)
単音では出来るんだけど、
言葉と運指が貼り付き過ぎてるやつは、なかなか変更が難しい。
結局それまでの上書きをするのに、
大量の打鍵が必要になるのだろう。
あと、さらに大昔の、
最初に覚えた運指をまだやっちゃうことがあるよね。
第一印象をずっと変更できない、
人間の性質みたいなものを感じる。
2018年05月10日
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