2018年05月11日

【薙刀式】外指を一回打つまでが運指単位仮説

僕の仮説。
以下、
人差し指、中指を内指、
薬指、小指を外指と言うことにする。


運指の単位ってなんだろう。
どこまでひと息に打ち、どこで休むのだろう。

かつては、文節単位ではないかと思っていた。
しかし自分の思考は文節単位ではないし、
打鍵は文節を越えて続くこともある。
単文節変換以上に、僕は一気に打つ。

けれどアルペジオが続くのに、突然指が休みたくなることがあったり、
ややこしい運指なのに、休まずに一気にいくこともある。

どこが打鍵の切れ目、指の休みどころなのか、
よくわからなかった。

で、自分の打鍵をずっと観察していると、
「内指で打っているときに、外指を使うことになると、やすみたくなる」
という原則があることに気付いた。


薙刀式は内指率が実に78%という、
きわめて薬指と小指を嫌う配列だ。
8割がた内指だけで打っているわけだ。

感覚としては、内指担当の9×2−2(TY)=16キーが中心にいて、
シフトを含め32音がメインになっていて、
外指はそのオプションのような感じ。

で、メインだけで打てるときはずんずん打っていけていて、
途中で外指がオプションで引っ張られてくると、
そこが打鍵の切れ目になるような感覚だ。

で、外指が一回出るまでに、
期待値としては4.5文字打てるということになる。
これは僕の感覚に近い。

4文字ないし5文字打ったら、
指がちょっと休みたくなる切れ目が来るような感じ。
もちろん来ないときはどんどん打っていけて、
外指が続くと速度が落ちる感じ。
最初は俳句のように五七五や七五調のような仮説があるのかと考えていたのだが、
そうではなく、内指の連続限界みたいなことのようだ。

僕の指はピアニストではない。
できれば、いまだに、
右人差し指一本で書いていけないかと考えている。
(そんな都合のよいものはないよなあ。
手書き入力は論外に使いづらかった)

だからとても、僕は外指が嫌いなのだ。

で、嫌いな指がくると、調子よい打鍵リズムが止まってしまい、
打鍵の切れ目が来るんじゃないか、という仮説。

ちなみに飛鳥配列の経験でいうと、
4.5文字も打鍵単位が続かなかった。
以前計算した値によると、飛鳥は内指率60%で、
そうすると2.5文字がその期待値となる。
たしかに飛鳥を使っているときは、それくらいのカナ文字数で、
ちょっと休みたくなった感じ。
(そもそも薬指と右小指外が多くて嫌になったが)

で、それより薙刀式が僕にとって快適で、
かつ、するする文字を書いていっている感覚は、
なかなか外指が来ないことにも関係しているんじゃないか、
という仮説を出してみるわけだ。

(という仮説/を出して/みるわ/けだ
     つ を    み   け
のような感覚。つ、を、み、けが外指。
思考に忠実なら、
という仮説を/出してみる/わけだ
のような分解になるはず)

カタナ式なんかはもっと快適で、
左外指は不使用だし、
右小指も不使用だった。
だからずっと書いていけたような感覚がある。
(でも打鍵数が多くて、いまは薙刀式のほうが楽)

一気に指がつながって打ち、一瞬休み、またつながって打ち、
という感じで、僕の思考は薙刀式によってデジタル文字に定着していく。
その運指の単位は、外指内指の差か、
なんて自分の指を観察していて思った。


もちろん人によって違うだろう。
違うとすると、どう違うか、
ちょっと興味がある。

僕より指の器用な人や、不器用な人がいるだろうから。
posted by おおおかとしひこ at 00:43| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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