2018年05月20日

理想の展開を考えよう

リライトに向かう時、
自分が書けなかった部分が沢山あることに気づく。
それは実力不足のせいだ。

じゃあ、と引いた目で見るのだ。
理想は、どういう感じのやつ?


もしこの題材とストーリーで、
達人が書いたらどういう展開になるだろう?と、
無双するのである。

自分が書ける書けないはおいといて、

こういう展開になっていくんじゃないか、
こういうテーマが深掘りされるんじゃないか、
ここで闇を抉って、ここまで迫るんじゃないか、
ここで明るい希望が生まれるんじゃないか、

などのような、
イメージを持ってみよう。

宮崎駿ならどうする。
黒澤ならどうする。
キューブリックならどうする。
手塚治虫ならどうする。
アーミルカーンならどう持ってくる。

まあ誰でもいいんだけど、
好きな作家を思い浮かべて、
そうしそうなものを妄想しよう。


流石だなあ、達人ならそうしてくるかもな、
たしかにそっちのほうが面白そうだ、
と、妄想の翼を広げるのは楽しい。

でも、
自分が想像できることは、
おそらく自分で書けるぜ。



過去の自分がそこまで妄想の翼を広げられなかっただけで、
今ならそこまで妄想が到達するようになったのだ。

じゃ、たぶん、できる。


想像もしえないことは、人は書けない。

でも、
「理想はこうなってたら良かった」が、
妄想できるなら、
それは想像の射程に入ってくる。


こんな感じ、というふわふわしたものから、
具体的な展開は考えられるだろうか?
俺ならこうだけど、
さらに達人なら絶対こういう展開入れてくるぜ、
というアイデアをいくつも出せるなら、
具体的に沢山出してみよう。

これらがどう合成されると、
作品は良くなるだろう?


そう妄想することは、出来ないことではない。

ということは、
多分それは書ける。



「こうだったら良かったのに」
と、ダメな映画を見て、理想を思うことはよくやるよね。
じゃ、自分の作品でもやれるよ、たぶん。

そこまで客観化できていればだ。

僕がリライトするときは、
「理想のストーリーだとどういうことになっているだろう」
を考える。
現状よりエキサイティングで、
現状より深く、
現状より感動するはずだ。

じゃあそういうものに、
すればいいだけのことである。
posted by おおおかとしひこ at 15:22| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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