2018年05月23日

【えんさんへの回答箱】予算の見積もり

> コンクール応募にチャレンジしたいのですが、映像化が約束されたものは(当たり前かもしれませんが)低予算が前提になっているようです。 この低予算というのが具体的にはどういうことなのかが素人にはわかりにくい。 登場人物が少ない方が良いのはわかります。 では撮影場所の数は具体的には何か所くらいまでOKでしょうか?(つまり同じ柱の数?) また それは室内と外に分けると、どういう数字になりますか? 種類(都内、近郊、田舎や山、温泉とか?)ではどうでしょう? 電車内なんてもっての他でしょうか? 民放の深夜ドラマ枠45分を前提にした場合です。 それを聞いたからといってその数に合わせることはできませんが、常識というものを知っておきたいので、

その局の同時間帯のものを調べるとよいと思います。
たとえば4クールも見ればなんとなく掴めるでしょう。


その局によって予算の使い方が違ったりします。
そのPによって予算の使い方が違ったりします。
そのDによって予算の使い方が違ったりします。

ぶっちゃけ、同じ脚本でも、
PやDや局によって、予算と出来は変わります。

おそらくそのコンクールで賞を取り、
映像化されるとしたら、
そこの主催者のグループが担当になるので、
その人たちの采配の範囲が、予算のイメージになるかと思います。

電車内がとても重要なら臆することなく書けば良いかと。
そのかわり他が犠牲になったりするかも知れませんが。

大体の深夜ドラマで見たようなものは、
大体可能です。

大体のハリウッド映画で見たようなものや、
大体の漫画で見たようなものは無理です。

大体のゴールデンタイムで見たようなやつも無理です。


あとは面白ければみなさんが工夫してくれるので、
まずは面白い話を書き、
そのあとで精査しても遅くないかもです。

制限がある方が燃えるタイプなら、
一幕ものとか三場ものに挑戦してもよいかも。

100人出る代わりに山の中しか出ないとか、
何かを制限して何かに使う、
というようなアイデアがあってもいいし、なくても良いでしょう。



あと老婆心ながら。

ぶっちゃけ脚本料や原作料が払えないから、
募集してるような最低の場所もありますので、
「その人たちが普段何をどうやって作っているか」は、
前もって調べた方が良いです。
ネットがあるので調べるのは簡単になったので。
(ない時代は飲み屋での情報しかなかったもんなあ)
posted by おおおかとしひこ at 21:33| Comment(1) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
了解です。
結局これですね。
「あとは面白ければみなさんが工夫してくれるので、
まずは面白い話を書き、そのあとで精査しても遅くないかもです」
1幕もしくは3幕のみなんて、書く技量はないし(汗)
やっぱ、ストーリーかぁ。
予算は面白い話が書けるようになってから考えます、ハイ。
ありがとうございました。
Posted by えん at 2018年05月24日 11:13
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