Windows10になってから、
標準で画面録画ができるようになった。
それがゲームバーという名のアプリだ。
これで自分のタイピングを録画してみると、
色々なことがわかる。
MS社はX-BOXを出しているから、
ゲーム実況用として開発されたのかもしれない。
「はい、これをゲームとして記憶します」
という表記はこれが意図だろう。
Win+Gで立ち上がり、
最後にアクティブだったウィンドウが録画対象。
クイックアクセス/ビデオのフォルダに動画が出来上がるので、適宜移動して保存する。
おすすめは内臓マイクをオンにすること。
録音の質はあんまりよくないが、
打鍵音を録音してくれるので、
「テキストエディタ+打鍵音」のMy動画がすぐ手に入る。
(手元動画は別途カメラで撮影、
動画編集でふたつをシンクロさせ、
いいマイクで拾った打鍵音で上書きしないと、
いわゆるタイピング動画はつくれない)
僕はよくこれをやっていて、
5分とか10分程度のタイピングの録画を定期的にしている。
スポーツ選手のフォームチェックのようなものだろうか。
もちろん同時に手元動画があれば最高なんだが、
日常でそれを楽にうまく見る方法はいまのところない。
(三脚とスマホで録画することは可能。
でも画面も同時収録したいよね。
ただ手がカタカタやっているだけだと、
何を書いててそういう手になっているのかが、
まったくわからない。
無理矢理画面と手を同時にアングルに入れる手もあるが、
他人に見せれるレベルではないよね)
何がよくないのかの洗い出しはすぐできる。
快調に打っている音がよどんた時がその候補。
目よりも耳のほうが調子はわかりやすい。
内容を考えるのに時間を使ったか、
それとも指がよどんだだけか、
自分の文章だから判断できるだろうし。
あとはその部分を手でもう一度打ってみて、
自分の苦手なのか、配列の苦手なのかを、
チェックしていたりする。
配列屋さんしか役に立たない方法ではないと思う。
タイピング全般に使えることだと思うので、
ブラインドタッチをマスターするときのセルフチェックなどに応用できる。
タイプウェルのタイプ音付き動画とか、
だれか上げてくんねえかなあ。
打鍵音があるだけで、指使いが想像できるよね。
めっちゃうまい人のはあるけど、
ちょっと上の人のタイピング動画があると、
とても参考になるのになあ……。
で、欠点がひとつあって、
変換候補ウィンドウが録画されないこと。
別ウィンドウ扱いなんだろうか。
文章というのは、変換、候補選択、確定、修正に意外と時間がかかっている、
というのが、録画してみるとよくわかる。
時短を気にするなら、
そういう見直しも重要だよね。
漢直がいつも視界の外にチラチラしてしまう…
2018年06月07日
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