2018年06月07日

不安は的中する

登場人物が不安を口にした時、
それは必ず的中する。

それは伏線であり、壁にかけられた銃である。
逆に、不安を口にして的中しないなら、
その不安部はリライトで削除するべきだ。


そして、その不安はそのまま的中しても大して面白くないので、
「別の形」として予言の自己成就を果たすことが多い。
不安は的中したが、
完全に的中ではないところが、
なにかをもたらす。
posted by おおおかとしひこ at 15:03| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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