2018年06月11日

【キーボード】リアフォ30gとNiZ35gの比較してきた

気になって、
大型店に行ってリアフォの30gを試打してきました。
体感、NiZ35gのほうが軽い。


というのも、
リアフォには最初にひっかかりがあるから。
そこからカクっと下がっていくイメージだけど、
NiZは最初からぬるっと沈んでいく。

静電容量と赤軸の違いとでもいおうか。
最初に感じる圧が違う感じ。

NiZのほうがファーストタッチが柔らかく打っていける感じがしました。
あ、NiZはFn+F9でアクチュエーションポイントを浅くしています。

たとえるなら、
リアフォはきりっとしたそば、
NiZはのびのびのうどん、
しかしカロリーは、
リアフォが30でNiZは35、
みたいなことかと。

歯ごたえが柔らいほうが僕は好みです。

最終的なカロリーの積分値は、
1万字とか打った時に効いてくるファクターのような気がしていて、
微分的に指先にかかる力は、
柔らかいNiZに軍配かと思います。



しかしリアフォの30、
白と黒で打鍵感、明らかに違ったんだけど。
黒がシャープで白のほうが柔らかい。
メーカー公称では差がないといわれているけど、
だいぶ違うように思えた。
鉛筆でいうと、6Bと4Bの差くらいはあるように思う。

これはhhkbでも言われていることで、
黒シャープ白やわらか、という印象は、
実際に今日45gのを打ち比べて確認してきました。
(30gに慣れると、どっちも重くてしょうがないけど)

メーカー公称では変わらない、というけれど、
逆にメーカー側がこの違いを感じていないくらい鈍いかもしれない。
だってもう工場経験者がメーカーに少ないからね。

人間の手は、ミクロン単位の薄さの差を認識できます。
パームレストを削りだしているときは、
机の上にのっけて水平を取るよりも、
ざっくり触って感じたほうが、次どこを削るべきか、
正確に判断できたものです。
(男子の皆さんは、コンドームの薄さの違いを、
装着感覚やこする感覚で判断できるでしょう?
サガミオリジナルとふつうのゴムはだいぶ違う。
手の感覚も似たようなものですよ)

キーボードでいうと、ABSとPBT樹脂の差くらい感じているでしょう?
それくらいには手は敏感ですよ。

で、
リアフォ30g黒>リアフォ白30g>NiZ35gの順で、
シャープさが目立って重く感じ、
逆にやわらかいほど軽い印象になると感じます。

体感で数字にすると、
8:7:5くらいの差があるように感じる。
これはあくまで微分の力で、
トータルの積分値では、
スペック通りの比になりそうです。

漫画家はちょっとしたペン先の違いで、絵柄がガラッとかわります。
キーボードの手触りもそれくらい繊細なものです。

はっきりした固い文章にはリアフォ黒、
柔らかい物言いにはNiZ35gがよろしいのではないでしょうか。
それくらい文体に影響を与えそうです。
posted by おおおかとしひこ at 12:24| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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