とはよく言われることだ。
何をしたら強くなるのか?
1. ビジュアルを強くする。
2. ドラマティックにする。
3. 危機を強くし、意思を強くする。
などが考えられる。
1. ビジュアルを強くする。
普通の住宅街よりも、東京タワーの天辺に。
ふらりと倒れるよりも、全身から血を吹き出して。
3人を、1000人に。
針小を棒大に。
あるいは逆に、棒大を針小にしてしまうインパクト。
鮮烈な印象が残るようなビジュアルを用意すれば、
それだけで強くなる。
いや、針小棒大にするには、
文脈を強くしなければ上滑りするだけだ。
タダのハッタリになってしまう。
その文脈の強さに応じた、凄いビジュアルであるべきだ。
先に強いビジュアルをつくり、中身を考えるのか、
先に強い文脈をつくり、ビジュアルを色々工夫するかは、
書く人次第だ。
後者の方が、自由に強くできる。
2. ドラマティックにする。
たとえば驚愕の事実。
たとえば運命の瞬間。
たとえば度肝を抜く恐怖。
たとえば号泣する悲しみ。
たとえば大爆笑。
ビジュアルを強くする他にも、
感情を強くする方法がある。
なんでそんなに感情が振れるのかというと、
やはり文脈が強いからで。
3. 危機を強くし、意思を強くする。
その文脈とは、つまるところ人の行動であり、
それはその行動の前にあるものと後ろにあるもので決まる。
すなわち人の行動は、
後ろから迫る危機と、
前にある果実で、
動かすことが出来る。
後ろから迫る危機という怪物を、大きくすれば良い。
より危険に、よりタイトに、
より被害が大きくなるように。
抵抗を強くしても良い。
世間の非難。許されないこと。嫌がること。
あるいは、前にある動機を強くする。
リターンが一生遊んで暮らせる金。
壁の向こうに会えなかった人がいる。
三日徹夜したあとの、ふかふかの布団。
謎の手がかりは、これまでを180度変える。
一生に一度のチャンス。
ターニングポイントとは、
人が行動を始める瞬間であることが多い。
何故それをしようとするのか?
それが動機であり、目的だ。
それを強くすればするほど、
ターニングポイントは強くなる。
それが強ければ強いほど、
観客はドキドキし、ハラハラして、
感情移入に乗ってくる。
勿論、ストーリー上の強弱と、
ターニングポイントの強弱が、
シンクロしていないといけない。
強めるべきターニングポイントを強め、
弱めるべきターニングポイントは弱め、
ストーリーのダイナミックレンジを広げ、
加速減速を面白くしていかなければならない。
(逆にターニングポイントを弱めるのは、
上と逆をすれば良い)
2018年06月22日
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