2018年06月22日

【キーボード】NiZ Plum 75(静電容量35g)サードインプレッション

うおおお。atom 66予約開始やんけ。
もう二週間我慢したら75買わなくても良かったか?

いやいや、7/11までの、
この快適さを買ったと思えば特に問題はない。

最近のセッティングは、スタンドを立てていること。
この角度が66で出ないかも知れないので、
僕の手には75がいい、かも知れない。


机にベタ置きで使っていると、
薙刀式の「゛ゅ」(J,同時押し)が打ちにくい。
「人差し指を伸ばしたまま、中指を折り曲げる」形を作ると、
中指の方が下になり、
中指を突き指する形になってしまう。

ところがスタンドを立てると、
面が斜めになるため、
人差し指と中指の距離差が縮まるようだ。

で、
それだと手首を返しすぎになるので、
厚み1センチのリストレストを採用している。
(ホンジュラスローズウッドという、
木目の手触りが残る木を手に入れたので、
なかなかお気に入り)


この絶妙な角度設定により、
NiZの貧弱なステップスカルプチャがマシになる。
上段が打ちやすくなり、下段と差が無くなる感じ。


さて、サードインプレッションでも、
35gの軽さは最高だ。

レスポンスが軽いエディタと組み合わせないと、
その真価は発揮できない。

ワードみたいなクソ遅いエディタは、
65gでも気づかないだろう。

軽いと思っていたマックのマジックキーボードが、
軽いエディタだと重く感じるとは。


僕はメリーの、余計な機能全切りの状態
(縦書き、折り返し、ダイレクトライトのみオン、
ルーラや折り返し線、諸々の表示関係全オフ、マーカーなど不使用、
ウィンドウは一つしか出さない、
ウィンドウを全画面にせず、1/3程度にして表示速度を稼ぐ、
ウィンドウの形と位置は毎回記憶にチェック)
で使っていて、
これだけのレスポンスの軽さと連動して、
撫でるようなタイピングがようやく実現した。

(思えば一年半かけてきたのか)


hhkbの45gはもう重い。
久しぶりに触ったら拷問だ。
しかし「重いエディタで書く」用途として使うかも。

重いエディタでは、
NiZを強く打ちすぎて底打ちで指を痛めてしまうことがわかった。
(たとえばマックのシエラで動くワードとか。
かえうちがあるがゆえに、色々試せた)


あと、
NiZの打鍵感は、
「ザラメ砂糖が入っているマシュマロ」
のような感じ。
hhkbの「シャープな絹ごし豆腐」
のような感覚と比べて、
ざりざりとした雑味がある。

この辺はグリスなどを塗るとよいかも知れない
(シリコンがいいんだっけ)が、
別に嫌じゃないのでこのまま使っている。

hhkbを久しぶりに触ると、
絹ごし豆腐のように打鍵感のキメが細かく、
こういう精度は日本製品高いなあ、
と思ってしまう。

柔らかいけど雑味、
重いけどシャープ、
という違いか。

リアフォの30gはシャープで柔らかいが、
軽さだけでいうとNiZに軍配。

のびたうどんをこねながら、
ザラメマシュマロを撫でている。

そんな感じ。


意識しないと底打ちで指を痛めそうだ。
もっと軽く、速く、小さくまとめて。

NiZはタイピング界の軽量化レース部門である。

軽いと評価のあった赤軸は、
僕にとってはもう黒軸並みに重く感じて、
とてもじゃないが1日1万字は無理だね。
posted by おおおかとしひこ at 12:39| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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