だいぶ使い込んだ感想。
今世界で最も打鍵が軽いキーボードであることは間違いない。
リアフォAll30gを超えた軽さだ。
スペック上の35g以上に軽い。
アクチュエーションポイントを浅く設定した状態のものだ。
ちなみに現在のセッティング。
・5ミリ手前上げの奥チルト。
・1センチのリストレスト。
・FJ(ホームキー)と、C,キー(中指下段)を交換
奥チルトは、手前に傾いているキーボードを、
フラット気味にセッティングするテクニックだ。
これによってステップスカルプチャ構造が、
中段を中心に上下対称に指を囲むようになる。
リストレストで腕の高さを調整すると、
そのステップスカルプチャの中心に手を出せるようになる。
パームレストだと手首を固定してしまうので、
脈を取る部分をつけて、手首自体は自由に動くようにしておくと、
運指がはかどる。
最後のキー交換は、薙刀式の弱点、
「゛ゅ」を打ちやすくするためにだ。
中指下段キーを一段低くすると、
これが打ちやすいことに気づいた。
左右対称にしたほうが違和感が少ない。
右の余っている中段と交換しても良いが、
僕はホームキーと交換した。
ちょっと高くなって、濁音同時押しがやや楽になった感。
さらに静電容量の感度を12段階に変えられるそうだ。
すげえよNiZ。
打鍵がどんどん繊細になってゆく。
昨日色々な万年筆の押下圧を体感してきた。
やっぱ万年筆はいいね。
僕の気に入ったやつは、
触れたらインクがつくような、
押下圧というものをほとんど感じないようなものだった。
キーボードもこうなるべきで、
それには今NiZが最も近い。
あとはキーキャップ交換だなあ…
(ちなみに久しぶりに公式を見たら、
オール45gのブラックモデルも出ていた。
どんだけ貪欲なメーカーなんだ。
日本のメーカーにこの機動力があれば…。
戦術の基本は拙速。早い者勝ちだ。
戦略は別にしてもだ。まず版図を広げて熟成は次だ)
2018年07月01日
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