2018年07月08日

言葉のセンスの磨き方2

同じ固有名詞を、ジャンルによって変えてみる。


主人公の名前、ヒロインの名前、
友人の名前、敵の名前、
主人公の所属する組織名、
敵の所属する組織名、
謎の人物の本名を。

・ラブコメの世界として創作。
・ファンタジーの世界として創作。
・SFの世界として創作。
・時代劇として創作。
・少女漫画として創作。
・ホラーとして創作。
・ハリウッド映画として創作。
・イギリス映画として創作。
・フランス映画として創作。
・社会派ドラマとして創作。
・学園ものとして創作。
・スポーツものとして創作。
・漫画として創作。
・リアル系のドラマとして創作。
・演劇として創作。
・スリラーとして創作。
・ダイナミックなドラマとして創作。
・淡々としたドラマとして創作。

などなどなど。


同じものが別の世界に設定されるだけで、
「そこにありそう」な感覚は変わる。

それが鋭敏に分かるか、が第一関門。
それがありそう、まで馴染むのが第二関門。
ありそうな中に、物語的に目立つものが作れるのが第三関門。
全部のバランスを整えるまでが、第四関門。
それを崩して新しいバランスを作れるかが、第五関門。

得意なジャンルはすぐ出来そうだが、
苦手なジャンルでも、同程度の出来にしたまえ。
調べてもいいが、パクってはいけない。
posted by おおおかとしひこ at 21:45| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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