2018年07月15日

【薙刀式】ショートカットに悩む

薙刀式はただの50音を打つことが目的なのではなく、
総合入力環境システムを目指してはいる。
(微妙に保留付きなのは、
漢直や音声入力やらと統合しないと、
総合入力環境システムとは言えないだろうなと思っているから)

なのでショートカットを沢山入れ込んだ「編集モード」は、
薙刀式のあまり言及していないが実はすごいところだと思っている。


で。
書き方のスタイルによって、
ショートカットの必要不必要、どれぐらいよく使うかが、
ずいぶん違うような気はしている。


ずっと迷っているショートカットがあって、
・ホーム
・DEL
・確定アンドゥ
のみっつ。

これ、どれぐらい使うのかな?


エンドはまあまあ使う。
「今書いている最新部分」はたいていエンドでまかなえる。
適宜編集した後の、
「最新部分復帰ボタン」として重宝する。
だから割と編集モードではいい位置に持ってくるように苦労する。

で、ホームっていつ使うんじゃろ?
プログラミングなら使うかもしれない。
あれは殆ど箇条書きみたいなもんだから、
ホームは役にたつかもしれない。

でも殆どの文章でホームキー使ってまで先頭に行くことは、
殆どないような気がする。
最新部なら←(縦書き。以下同じ)
で次の行先頭にいき、
そっから→で行った方が近い。
(僕はこのために、最終行に空行を適当に入れておく)

そもそも行きたい場所は1字目であることはほぼないから、
ホームいって↓↓↓…と行くくらいなら、
↑連打でも大して変わらない。

コントロール↑↓は文節単位移動という画期的なショートカットだが、
エディタによっては機能しない。
(どうも文節単位でアンドゥリストに入っているらしい。
僕のメインエディタ、iTextはアンドゥは100文字分くらい前に戻る、
前世紀仕様なので、使えないのだ。
速さの代償だから納得はしているが)

それに文節単位はちょっとショートすぎる。
もうちょい飛ぶやつがあるといいなあ。

昔のショートカットでは、
4文字単位移動、選択、のマクロが重宝した。
キーの数が足りなくなるため現在は廃止しているが、
キーが足りるなら真っ先に復活させたい選択肢。
まあ、↑連打で事足りるような気もしなくもない。

行の先頭移動って、だから浮いているんだよね。
いつ使うのかね。



DELも使わない。
戻って消したいならBSで戻りながら消して行くし。
前から行った時に使うのかね。
僕は前から行った時は、
シフト↓で消すべき所をハイライトして、
確認してから消している。
どこまで消すかわかりやすいし、
打鍵数は大して変わらない。

(我らがiTextだと、一文字消す単位のアンドゥが出来ないから、
自然とそうなったのかも。
一文字消し間違えても一文字単位でアンドゥ出来るなら、
使えるかも)

あと考えられるのは、
変換中確定前のときに、
文字を直して変換掛け直す、
みたいなときかもしれない。

でもさっさと確定して↑で直しに行った方が、
なんだか気持ちいいのでそうしている。
文節移動は便利だけど、
自分が文節単位で文を考えていないから、
何回↑を押せばその文節に行けるかが事前に分からない。

だからさっさと確定して直しに行くか、
ESC3(マクロ。入力文字全キャンセル)
で一から書いてしまうことが多い。

紙の上の訂正よりも「言い直す」感覚に近いのかも。

あとついでに、
BSのときも、
僕はわりとシフト↑で消すべき所をハイライトさせてから、
BSを押す癖がある。
何を消すかをわかりやすくしたいのかもしれない。

BSがUという特等席にある、
カタナ式&薙刀式の面目躍如か。



確定アンドゥ

最初知った時は、なんて便利なんだろうと衝撃を受けたが、
思ったほど使っていない。

何故なら変換ミスに気づくのは、
確定後その次の言葉をもう打ち始めていることが多いからだ。

言葉は流れで到来しているから、
その言葉を確定して思考が止まる時でない限り、
次の入力にむけて体は動き始めている。
ブレーキは間に合わないのだ。

あと、エンター自体をそもそも使わなくなった。
変換してOKならエンターを押さず、
次の字を打ち始めれば自動的に確定だからだ。

なので常に体は動いていて、
エンター直後確定アンドゥで戻れる機会がほとんどない。

ぽつぽつ打っている時は、
使えるかも知れないので、今のところ残してはいる。


実はエンターキーを使う時って、
「ひらがな無変換確定」の時だけなんだよね。
カタナ式&薙刀式は、「。確定」があるので、
エンターキーを使う時は、
「文末まで書かずに変換をかけた時の、ひらがな無変換確定か、
考えながら言葉を選んで、文の途中でとりあえず変換確定した時」
しかないんだよね。

やっぱり確定アンドゥの出番はあんまりないな。




書き方のスタイルにもよるだろうから、
どのショートカットを編集モードとするかは、
つまり僕の提案する文章書きスタイルの強制、
ということだ。(提案と柔らかく言ってもいいけど同じこと)

つまりは洗練されたスタイルをつくり、
エレガントなショートカット運指を考えなければならない、
ということである。

僕は「あることをするのに、複数解がある」
というのが好きだから、なるべくルートは多くしたい。
しかしキー数は30には絞りたいんだよなあ…

ZXCVSをその位置のままにするか、移動するかでもよく悩む。
場所を変えたら変えたで混乱しそうだし。


あまり語られない編集モード=ショートカット集の話。

打鍵動画を見てもなかなかここまでわかりにくいから、
これだけを上手に解説した動画もつくりたい。


しかし「ショートカットを使おう」
とかビジネス講座で言いながら、それを駆使している動画は見たことがない。
探し方も分からないし、
それらを解説してる人も少ないなあ。
何文字に一回ショートカットを使うのか、
統計すらないだろうなあ。


そもそもカーソルキーを中央に置く、
というところから僕の配列改造は始まっているのだが、
未だに似たことをやる人はいないようだ。
あんまりここをみんな考えてないのかなあ。
posted by おおおかとしひこ at 22:56| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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