2018年07月29日

【薙刀式】配列は楽器に似ている

親指シフトをやろうとしたのは、
本格的に移行する気があるわけでなく、
薙刀式を相対的に見たいからだ。

で、思ったのは、
配列のマスターって、楽器に近いなと。


ギターが弾ける人が、
ドラムもできるようになるとか、
ピアノが弾ける人が、
バイオリンもできるようになるとか、
オーボエも草笛もやるとか、
そういう感じじゃないかな。

要するに、
思いと指をつなげるだけのことだから。


qwertyローマ字は、僕にとってひどい楽器だった。
思いが全然乗らなかったけど、
それしかないから我慢してた。
手書きなら問題ないのが、
デジタルに矯正させられ嫌だった。

カタナ式や薙刀式で、ようやく手書き並みの自由を得られた。


この方法は一通りじゃない可能性が勿論あって、
親指シフトが多くの人にとって、
苦しみからの解放になっている理由を僕は知りたかった。


でもほかの配列を覚えるってことは、
「その仕組みを手に、
無意識になるまで反復して覚えさせる」
ことに過ぎなくて、
理屈とかはあとからついてくるものだと思う。

ギターが弾けるから、
ピアノも弾けるようになったろ、
くらいの感覚だ。
そして全然違う原理で音が出る、
というのも楽器っぽい。


爪を丸め、左右の親指でリズムを作っていくような親指シフトの感覚は、
アルペジオとセンターシフトで打っていき、
同時打鍵で変化アクセントをつけ、
指紋で滑らせていくような薙刀式とは、
全く原理が違う楽器を弾いているかのようだ。


何かを極めれば他もできるようになるとか、
専業しかやらないとか、
どれも中途半端な人もいるとか、
一時期熱心にやったけど今はやってないとか、
そういう感じも楽器っぽい。

電車でギターケースを持っている人を見ると、
ギタリストは嬉しくなるだろう。
親指シフターがシフターに親切なのはそういう感じだろうね。



複数の楽器を試すくらいの感覚で、
みんな配列を試せばいいのに。
楽器より簡単だぜ。

やらないのは、
qwertyローマ字という楽器が、
最悪に楽しくない楽器だからだな。
フリックではみんなバリバリツイッターとかしてるし。

あなたにはもっと良い楽器があるかもしれない。
出会わなかっただけで。

世の中のミュージシャンはどうやってその楽器にたどり着いたのだろう?
その出会いや変遷を聞いてみたい。
たぶん、配列と全く似ているんじゃないかな。

楽器屋さんみたいに、
配列展示して自由に触れて、指導が受けられる場所があると、
いいのにねえ。
posted by おおおかとしひこ at 13:39| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。