2018年07月31日

【対腱鞘炎マッサージ】指の第三関節を閉じたり開いたり

というのを発見したのでメモ。


4指の第三関節に注目する。

指先から第一、第二、とナンバリングされている。
第三関節というのは要するに指の根元だ。

握り拳を作った時パンチをする部分の関節で、
手のひらから見た時は、
指の根元に埋まっている関節である。


手のひらを広げて、横から見てほしい。
指を曲げたまま、第三関節だけを曲げてみよう。

ほとんどの人は、
指の付け根のシワの部分で指が曲がっている、
と先入観を持っている。
実は違う。

指の第三関節が曲がる時、
指から手のひら側にめり込んだ部分が曲がっている。
指の根元のシワではなく、
手相で言うところの感情線を境界に、
指は曲がる。
(これは、アニメのロボットの手で、
ほとんど間違えていることだ。
僕もきちんとしたデッサンをするまで気づかなかった)


まずはここ、
手のひらの中に、
指関節があることを自覚しよう。

次に触ってみよう。
意外とデカイね。
関節包があって、筋がついていることが、
なんとなく分かるかも知れない。



ここからが本題。


この関節包同士を、広げたり縮めたりするストレッチ。



指を伸ばす。
4指を広げる。
そこからグッと力を入れて、
さらに指を広げるようにすると、
第三関節同士がゆっくり1ミリずつくらいは離れるだろう。
これで渋滞部分に、
血流やリンパが流れるようになる。

力抜く→力入れる
を繰り返すと、関節包同士が開いたり元に戻ったりすることが、
自覚できるかと思う。

逆。

今度は関節包同士を寄せる。
これは結構難しい。


4指をまず広げる。
第三関節に力を入れ、
(自然に指は反る)
4つの横に並ぶ関節をなるべく近づけてみよう。

自然に4指は閉じていくが、
ぴたりと閉じない方が、
第三関節には力を入れやすい。

ぎゅーっと縮めたところでキープ、
力を抜いてリラックス、
を繰り返すと、
指の筋がほぐれてくることが自覚できるかと思う。


ひらく、とじるを繰り返すと、
首が楽になることも多い。



第三関節を自覚することは、
日常ではほとんどない。
ボクサーや武術家くらいか。
それにしてもそれを開いたり閉じたりする人はどこにもいない。
タイピストだけかもなあ。

風呂上がりなどにどうぞ。
いつのまにかゴリゴリに固まっている腱に、
とても効きます。
posted by おおおかとしひこ at 00:20| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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