というのを発見したのでメモ。
4指の第三関節に注目する。
指先から第一、第二、とナンバリングされている。
第三関節というのは要するに指の根元だ。
握り拳を作った時パンチをする部分の関節で、
手のひらから見た時は、
指の根元に埋まっている関節である。
手のひらを広げて、横から見てほしい。
指を曲げたまま、第三関節だけを曲げてみよう。
ほとんどの人は、
指の付け根のシワの部分で指が曲がっている、
と先入観を持っている。
実は違う。
指の第三関節が曲がる時、
指から手のひら側にめり込んだ部分が曲がっている。
指の根元のシワではなく、
手相で言うところの感情線を境界に、
指は曲がる。
(これは、アニメのロボットの手で、
ほとんど間違えていることだ。
僕もきちんとしたデッサンをするまで気づかなかった)
まずはここ、
手のひらの中に、
指関節があることを自覚しよう。
次に触ってみよう。
意外とデカイね。
関節包があって、筋がついていることが、
なんとなく分かるかも知れない。
ここからが本題。
この関節包同士を、広げたり縮めたりするストレッチ。
指を伸ばす。
4指を広げる。
そこからグッと力を入れて、
さらに指を広げるようにすると、
第三関節同士がゆっくり1ミリずつくらいは離れるだろう。
これで渋滞部分に、
血流やリンパが流れるようになる。
力抜く→力入れる
を繰り返すと、関節包同士が開いたり元に戻ったりすることが、
自覚できるかと思う。
逆。
今度は関節包同士を寄せる。
これは結構難しい。
4指をまず広げる。
第三関節に力を入れ、
(自然に指は反る)
4つの横に並ぶ関節をなるべく近づけてみよう。
自然に4指は閉じていくが、
ぴたりと閉じない方が、
第三関節には力を入れやすい。
ぎゅーっと縮めたところでキープ、
力を抜いてリラックス、
を繰り返すと、
指の筋がほぐれてくることが自覚できるかと思う。
ひらく、とじるを繰り返すと、
首が楽になることも多い。
第三関節を自覚することは、
日常ではほとんどない。
ボクサーや武術家くらいか。
それにしてもそれを開いたり閉じたりする人はどこにもいない。
タイピストだけかもなあ。
風呂上がりなどにどうぞ。
いつのまにかゴリゴリに固まっている腱に、
とても効きます。
2018年07月31日
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