2018年08月19日

【薙刀式】ピアノとブラインドタッチの違い

ブラインドタッチは、使う指がキーごとに決まっていて、
ある言葉を打つことは、
決まった指を決まった順に決まった場所へ動かすこと。

ピアノは決まっていない。
基本はあるが、やりやすいのでいいらしい。
つまり自由に最適化しなさい、ということらしい。
しかし楽曲は決まっているから、
楽曲を練習することは、
最適な指遣いをフィックスすることだ。




ブラインドタッチは次の言葉は決まっていないし、
いつ終わるかも決まっていない。
することは全てアドリブだ。

ピアノは次の音は決まっている。
初見だとブラインドタッチで弾くことになるけれど、
初見が本番ではない。
一方ブラインドタッチは初見も何もなく、
アドリブで曲を弾くことに等しい。

アドリブで弾くジャズピアニストはどうだろう。
ある程度のフレーズは、
使い慣れた指遣いが決まってるだろうね。


ホームポジションはピアノにはあるのか?
とふと疑問に思って調べてみた。

ピアノのど真ん中に座り、
左右1オクターブはブラインドタッチだそうだ。
(流派によって違う)
それ以外を弾くときは「跳躍」といって、
サイトメソッドになるそうである。


ちなみに以下がわかりやすかった。
http://www.happypianist.net/music/gakuten6.htm

5線譜がホームポジション時の指に対応しているとは、
衝撃的な合理性だよ。
音楽の授業で、誰も教えてくれなかったよ。
(楽譜読めないけど)

ドが5線より下に線を引くのは、
ブラインドタッチでいうところの、
Hを打つって意味なんだね!

ピアニスト以外の楽器演奏者はこのことを知ってるのかな。
西洋音楽の楽器なら12律音階の理論のもとだから、
同じような構造になっているのかしら。



決まった指遣いでしばった、アドリブ。
自由に決めた指遣いで最適化したのちの、収斂。

両者は似ているようで全く違う。

やっぱりタイピングはピアノと関係ないよ。
ビジュアルがにすぎてるのが悪いね。

あとメンブレンの標準的な押下圧55gが、
ピアノの押下圧55gに合わせてあるのもよくない。


タイピングはピアノから離れるべきだ。
その時に何か新しいなにかを獲得するに違いない。
posted by おおおかとしひこ at 02:44| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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