ブラインドタッチは、使う指がキーごとに決まっていて、
ある言葉を打つことは、
決まった指を決まった順に決まった場所へ動かすこと。
ピアノは決まっていない。
基本はあるが、やりやすいのでいいらしい。
つまり自由に最適化しなさい、ということらしい。
しかし楽曲は決まっているから、
楽曲を練習することは、
最適な指遣いをフィックスすることだ。
ブラインドタッチは次の言葉は決まっていないし、
いつ終わるかも決まっていない。
することは全てアドリブだ。
ピアノは次の音は決まっている。
初見だとブラインドタッチで弾くことになるけれど、
初見が本番ではない。
一方ブラインドタッチは初見も何もなく、
アドリブで曲を弾くことに等しい。
アドリブで弾くジャズピアニストはどうだろう。
ある程度のフレーズは、
使い慣れた指遣いが決まってるだろうね。
ホームポジションはピアノにはあるのか?
とふと疑問に思って調べてみた。
ピアノのど真ん中に座り、
左右1オクターブはブラインドタッチだそうだ。
(流派によって違う)
それ以外を弾くときは「跳躍」といって、
サイトメソッドになるそうである。
ちなみに以下がわかりやすかった。
http://www.happypianist.net/music/gakuten6.htm
5線譜がホームポジション時の指に対応しているとは、
衝撃的な合理性だよ。
音楽の授業で、誰も教えてくれなかったよ。
(楽譜読めないけど)
ドが5線より下に線を引くのは、
ブラインドタッチでいうところの、
Hを打つって意味なんだね!
ピアニスト以外の楽器演奏者はこのことを知ってるのかな。
西洋音楽の楽器なら12律音階の理論のもとだから、
同じような構造になっているのかしら。
決まった指遣いでしばった、アドリブ。
自由に決めた指遣いで最適化したのちの、収斂。
両者は似ているようで全く違う。
やっぱりタイピングはピアノと関係ないよ。
ビジュアルがにすぎてるのが悪いね。
あとメンブレンの標準的な押下圧55gが、
ピアノの押下圧55gに合わせてあるのもよくない。
タイピングはピアノから離れるべきだ。
その時に何か新しいなにかを獲得するに違いない。
2018年08月19日
この記事へのコメント
コメントを書く