1. 解くべき問題を用意する。
2. それをクリアさせる。
3. 別の問題が出る。以下繰り返し。
そして、
4. n番目の問題クリアには、1…n-1番目のクリアの、
どれか(または全部)を使わないといけないようにする
ここが肝心だ。
つまり、二番目の課題クリアには、
最初にクリアしたことをヒントにするとか、
成果物を使うとかするようにする。
三番目の課題クリアには、1または2のものを使って…
そしてラストの課題は、
たいていは「今まで使ったものすべてを組み合わせる」
になる。
この「つながり」こそがストーリーである。
逆にいうと、
これらのつながりのないものは、
ストーリーをなさない単なる羅列である。
問題1→クリア→問題2→クリア→…
の羅列だ。
数字はついていて時系列があったとしても、
互いに独立であるならば、
単なる「羅列の時系列」にすぎない。
たとえば学校のテストがこの形だ。
問題番号はついているが、
この順に説かなければいけないルールはない。
試験の必勝法は、
「自分が解ける問題から解いていく」であり、
問題1からの逐次突破ではない。
もっとも、多くのテストでは、
優しい順に並べ並んでいるから、
頭から解いていくのがセオリーではある。
だけど、
問題1が問題2に必要で、
…実は問題4は問題2が伏線だったのだ!
なんてものはない。
あったら、それこそがストーリーになる。
ラストの問題で、
「実は1の逆だったんだ」となれば、
よくできたどんでん返しだろう。
わたしたちは、
つながりを感じる力をもっている。
あることがあることと繋がってくると、
興奮する。
そしてそのつながりが、
「意味のある流れ」になってきたときに、
ストーリーを感じるのだ。
勿論、冒険というからには、
1. 危険を伴うこと
2. 行動で解決する必要があること
が必須である。
危険だが、体で動いて解決することが、
冒険の必要条件だ。
そして、
次の冒険が前と関係なければ、
それはストーリーではなく羅列で、
前のどれかと関連しないと前へ進めないのがストーリーで、
それが最後まで繋がったとき、
こういう意味があったのか、
とわかるのがストーリーだ。
2018年08月29日
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