今右手の親指の位置を色々試している。
hhkb時代はJ直下の変換キーに固定していて、
スペースを打つときは左に伸ばしていた。
今US配列なので、長いスペースキーがあるだけだ。
(本当は親指キーを活用したいのだが、
静電容量35gかつブルートゥースがこのUS配列しかないから、
仕方なくそうしている、というニュアンス)
この長いスペースキーのどこに右親指を置くかで、
ずいぶん運指との関係が変わって来ることに気づいた。
僕が今無意識に右手親指を置いているのが、
どうもH直下あたりらしい。
親指は曲げずに伸ばしたままのようだ。
これ、自然に曲げて打った方が疲れないんじゃないかと気づき、
F直下に自然に曲げる状態で置いて、
打つことにしてみた。
すると、手の感触が変わるのである。
H直下からF直下に変えると、
右手が上から見てやや反時計回転する。
人差し指の指先と、親指の指先を結ぶ直線を、
手から見て同一にするように手の角度が調整されるような感覚。
手の角度が反時計に動くと、
指の角度も変わってきて、
中指、薬指、小指の動きが全部影響を受けてしまう。
むむむ。
こんなにも繊細なものなのか。
手汗の机につく跡の形も異なることから、
姿勢を根本的に変えてしまっているようである。
(どっちがいいかとまだ言えないが、
元の姿勢でいいんじゃないかと考えてはいる)
親指シフターの、親指キーの位置への拘りは、
手全体、姿勢全体に波及していることなのだと理解する。
親指、人差し指、小指が、
手の位置を決めると思う。
三点で空間の位置が決まるからね。
表参道で確認したけど、
親指シフトキーボードの一番古いやつは、
小指(A;)にもFJのようなぽっちがあった。
ブラインドタッチにおけるアンカーキーのテクニック用だろうか、
と考えたが、
やはり「手をこの角度に置いてください」
という指示であると考えることができそうだ。
親指シフトの小指運指のことを考えれば、
キーの上側にぽっちが付いててもいいと思うのだが、
それはパーツを共用できないからコストが上がるのだろうね。
僕は多少コストがあがったって、
その道具はその使い方を示す形になるべきだと考える。
やっぱJISキーボードでhhkbみたいなレイアウトの奴が欲しいなあ。
(hhkbを久し振りに触ったら、45gが異常に重く感じた。
こんなんで小説書いたら一発で腱鞘炎だ)
左手はFよりやや右に親指があるようだ。
キーが左に傾いている影響だろう。
やっぱ左右対称の、親指キーが豊富なレイアウトが最強だよなあ…
(Gatron白軸35gですら、NiZの軸に劣る)
このキーボードの配置でのベストの配列を考えるべきなのか、
ベストの配列を作り、そんな物理キーボードを作るべきか。
現実はどこまでいっても妥協点探しなのだろうか。
2018年09月06日
この記事へのコメント
コメントを書く