2018年09月06日

【薙刀式】親指の置く位置で、運指が変わって来る

今右手の親指の位置を色々試している。
hhkb時代はJ直下の変換キーに固定していて、
スペースを打つときは左に伸ばしていた。
今US配列なので、長いスペースキーがあるだけだ。
(本当は親指キーを活用したいのだが、
静電容量35gかつブルートゥースがこのUS配列しかないから、
仕方なくそうしている、というニュアンス)

この長いスペースキーのどこに右親指を置くかで、
ずいぶん運指との関係が変わって来ることに気づいた。


僕が今無意識に右手親指を置いているのが、
どうもH直下あたりらしい。

親指は曲げずに伸ばしたままのようだ。

これ、自然に曲げて打った方が疲れないんじゃないかと気づき、
F直下に自然に曲げる状態で置いて、
打つことにしてみた。

すると、手の感触が変わるのである。


H直下からF直下に変えると、
右手が上から見てやや反時計回転する。

人差し指の指先と、親指の指先を結ぶ直線を、
手から見て同一にするように手の角度が調整されるような感覚。

手の角度が反時計に動くと、
指の角度も変わってきて、
中指、薬指、小指の動きが全部影響を受けてしまう。


むむむ。
こんなにも繊細なものなのか。

手汗の机につく跡の形も異なることから、
姿勢を根本的に変えてしまっているようである。
(どっちがいいかとまだ言えないが、
元の姿勢でいいんじゃないかと考えてはいる)


親指シフターの、親指キーの位置への拘りは、
手全体、姿勢全体に波及していることなのだと理解する。

親指、人差し指、小指が、
手の位置を決めると思う。
三点で空間の位置が決まるからね。


表参道で確認したけど、
親指シフトキーボードの一番古いやつは、
小指(A;)にもFJのようなぽっちがあった。
ブラインドタッチにおけるアンカーキーのテクニック用だろうか、
と考えたが、
やはり「手をこの角度に置いてください」
という指示であると考えることができそうだ。

親指シフトの小指運指のことを考えれば、
キーの上側にぽっちが付いててもいいと思うのだが、
それはパーツを共用できないからコストが上がるのだろうね。


僕は多少コストがあがったって、
その道具はその使い方を示す形になるべきだと考える。
やっぱJISキーボードでhhkbみたいなレイアウトの奴が欲しいなあ。
(hhkbを久し振りに触ったら、45gが異常に重く感じた。
こんなんで小説書いたら一発で腱鞘炎だ)

左手はFよりやや右に親指があるようだ。
キーが左に傾いている影響だろう。

やっぱ左右対称の、親指キーが豊富なレイアウトが最強だよなあ…
(Gatron白軸35gですら、NiZの軸に劣る)


このキーボードの配置でのベストの配列を考えるべきなのか、
ベストの配列を作り、そんな物理キーボードを作るべきか。
現実はどこまでいっても妥協点探しなのだろうか。
posted by おおおかとしひこ at 13:53| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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