2018年09月17日

【薙刀式】スペースキーを凹型に削ってみた

親指の打ち方について、ずっと迷っている。


親指はどう打つのが正解なのか、
まだきちんと理解していない。

横に動かす(爪の横で打つ)のは変だと思う。
それは親指の得意な動きではないから、
腱鞘炎の原因である、という親指シフトの主張も納得できる。
事実それをやりすぎて腱鞘炎になったわけだし。

かといって、
親指シフトの「掴むような動き」をやろうと思うと、
指先を立てて、手首を浮かさなければならない。

何千字も書く上で手首を浮かし続けるのは困難で、
膝上キーボードなら可能だけど、
机の上に置く以上は手首を下につけないと腕がもたない。

しかし手首を下につけると、掴むような動きでは、
親指のキーを打つことは困難だ。

そもそも凸型になっているのは何故だろう?

丸いものを押し付けるのに、
点でしか接触できないから痛いやんけ。

そう思ってスペースキーの凸の上に、
平面の木を貼り付けた。
裏側を凹に削り出し、スペースキーの凸にピタリと合うようにした。
少なくともこれで点の接触は避けられる。


しかしこれもまだ痛いので、
今度は上面を凹に削ってみた。
手前のエッジが鋭いと逆に痛いので、
手前の角度は平面に緩くしつつ凹型に凹んでいる感じ。

そうすると、
掴むような指遣いが出来るような感じだ。

凹溝は縦方向でなく横方向に走っているから、
親指が横に動くようになる。
この感覚なら、第一関節を曲げながら動かせるような気がする。

(正確に考えると、真横ではなく斜め方向に親指の先は動いている)

あんまり見たことのない感じなので、
有効かどうかしばらく実験します。



親指シフトの本物のキーボードを触った時は、
何千字も打てなかったので、
親指キーが凸になっている理由は分からなかった。
横に滑らせて、たとえば右親指Yを打つ時、
親指はJ直下から左に滑らせられたが、
今思うとそこから掴むようには打ててなくて、
横打ちしてたような記憶がある。

いずれにせよ、凸だったら点の接触で、
ずっとやるなら痛いような。

4指の文字キーが凹になっているのに、
親指キーが凹になっていない理由が、
今の所わからない。


かつてメインだったhhkbJPは、
変換無変換キーが凹で、スペースが凸だった。
手前のエッジが痛かったので、
上下逆付けしていた。
スペースキーを木材でかさ上げしたが、
上面はなんとなく凸に削ってしまっていた。

変換無変換キーの感触とスペースキーの感触は随分違っていた。
それはプラスチックと木材の差だと単純に思っていたが、
凹凸の違いだったのかも知れない。



で、凹にしたらどうなるかな、
と閃いたわけだ。

今のところ、掴むような動きがやりやすいし、
これまでの癖で横打ちしてもエッジは削ったので痛くない。
(指先が痛くなくても腱が痛むかも知れないので耐久試験が必要)
何が親指にとってベストな動きなのかを、
模索していきたい。

自作キーボードなどでは、1Uのスペースキーもあるんだよね。
凹んでて逆付けがポピュラーで、
その辺が正解なんじゃないかなあって思っている。


センターシフトの薙刀式だからこそ、
気になるのかも知れない。
親指キーを使わない配列なら、
変換と空白にしかスペースを使わないだろうし。
posted by おおおかとしひこ at 12:22| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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