親指の打ち方について、ずっと迷っている。
親指はどう打つのが正解なのか、
まだきちんと理解していない。
横に動かす(爪の横で打つ)のは変だと思う。
それは親指の得意な動きではないから、
腱鞘炎の原因である、という親指シフトの主張も納得できる。
事実それをやりすぎて腱鞘炎になったわけだし。
かといって、
親指シフトの「掴むような動き」をやろうと思うと、
指先を立てて、手首を浮かさなければならない。
何千字も書く上で手首を浮かし続けるのは困難で、
膝上キーボードなら可能だけど、
机の上に置く以上は手首を下につけないと腕がもたない。
しかし手首を下につけると、掴むような動きでは、
親指のキーを打つことは困難だ。
そもそも凸型になっているのは何故だろう?
丸いものを押し付けるのに、
点でしか接触できないから痛いやんけ。
そう思ってスペースキーの凸の上に、
平面の木を貼り付けた。
裏側を凹に削り出し、スペースキーの凸にピタリと合うようにした。
少なくともこれで点の接触は避けられる。
しかしこれもまだ痛いので、
今度は上面を凹に削ってみた。
手前のエッジが鋭いと逆に痛いので、
手前の角度は平面に緩くしつつ凹型に凹んでいる感じ。
そうすると、
掴むような指遣いが出来るような感じだ。
凹溝は縦方向でなく横方向に走っているから、
親指が横に動くようになる。
この感覚なら、第一関節を曲げながら動かせるような気がする。
(正確に考えると、真横ではなく斜め方向に親指の先は動いている)
あんまり見たことのない感じなので、
有効かどうかしばらく実験します。
親指シフトの本物のキーボードを触った時は、
何千字も打てなかったので、
親指キーが凸になっている理由は分からなかった。
横に滑らせて、たとえば右親指Yを打つ時、
親指はJ直下から左に滑らせられたが、
今思うとそこから掴むようには打ててなくて、
横打ちしてたような記憶がある。
いずれにせよ、凸だったら点の接触で、
ずっとやるなら痛いような。
4指の文字キーが凹になっているのに、
親指キーが凹になっていない理由が、
今の所わからない。
かつてメインだったhhkbJPは、
変換無変換キーが凹で、スペースが凸だった。
手前のエッジが痛かったので、
上下逆付けしていた。
スペースキーを木材でかさ上げしたが、
上面はなんとなく凸に削ってしまっていた。
変換無変換キーの感触とスペースキーの感触は随分違っていた。
それはプラスチックと木材の差だと単純に思っていたが、
凹凸の違いだったのかも知れない。
で、凹にしたらどうなるかな、
と閃いたわけだ。
今のところ、掴むような動きがやりやすいし、
これまでの癖で横打ちしてもエッジは削ったので痛くない。
(指先が痛くなくても腱が痛むかも知れないので耐久試験が必要)
何が親指にとってベストな動きなのかを、
模索していきたい。
自作キーボードなどでは、1Uのスペースキーもあるんだよね。
凹んでて逆付けがポピュラーで、
その辺が正解なんじゃないかなあって思っている。
センターシフトの薙刀式だからこそ、
気になるのかも知れない。
親指キーを使わない配列なら、
変換と空白にしかスペースを使わないだろうし。
2018年09月17日
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