わりとおススメ。
特に次どうするか迷った時は、
最初からここまで何を書いてきたか、
図を描いてまとめるといい。
色んな大きなイベントや決断をこなしてきただろう。
細かい設定や追加設定を都度箇条書きにするのもいい。
この時点で知り得たことを書けば、
「この時点ではまだこれは知らない」を俯瞰することも出来る。
で、
オススメは、
これらのうち、重要な「みっつ」を選ぶことである。
これまでのストーリーにおいて、
ダイジェストを三行で書くとしたら、
どれとどれとどれをピックアップすべきか?
を俯瞰するのだ。
今書いている話はミッドポイントまで来たのだが、
やはりきっかけ、第一ターニングポイント、ミッドポイント、
の三つが最重要になっていて、
ちょっと胸をなでおろした。
構造上大事でないポイントにその重要点があっても歪だし、
構造上重要なポイントがスカスカなのは、
構造上問題だ。
それらはプロットではそうしたはずだろうけれど、
実際書いた原稿がそうなっているとは限らない。
だから俯瞰してみるのである。
ちなみに、この時点で一から原稿を読み直してはいけない。
直したくなってくるからだ。
それで頭から直したら、また直したくなって、
執筆が途中で止まってしまい、
思ったより面白くなっていないから落ち込んで、
辞めてしまうことがまれによくあるからだ。
なので、
「書いた感触」を頼りに、
これまでのダイジェストを箇条書きにしてみるとよい。
実際にそうなっていないこともあるから、
それはリライトの時にそうすればよいだけのこと。
今するべきは、
これまでを俯瞰することだ。
そうすると、
前から何を前ふってきたかを俯瞰できるので、
どれから片付けていこうかな、
どうやってドミノだおしを組んでいこうかな、
なんてことを落ち着いて考えられるようになる。
大抵の細かい伏線とかも忘れてしまうことが多いから、
メモ的に伏線一覧表も作っておいたほうがいいかもだ。
伏線というと大げさになるから、
「あとで使おうと思っている要素」でよい。
あとあとのリライトのことになるけれど、
ここをもっとテンポ良くしようとか、
ここにもう一個エピソードを挟もうとか、
そういう俯瞰が出来るのもいいことだ。
そのメモを取っておくと、
書き終えた時ただちにリライトの指針になるだろうね。
執筆が長引けば長引くほど、
前半戦の構造とか伏線とか忘れてしまうし、
何が何だかわからなくなっていく。
それらを整理するのに、
手書きで表をつくるのは、
とても役に立つ。
2018年09月18日
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