2018年09月19日

【薙刀式】スペースを凹面にする

いろいろ実験してみたところ、文字キー同様、
スペースキー上面も凹面のほうが、
良いみたい。


やり方は、
4ミリ厚のヒノキを削り出す方法。

1・5センチ巾、スペースキー長さ(僕の使っているのは11センチ長)に、
ヒノキを鋸で切り出して、
まず下面を凹面に削り、
スペースキー上面の凸面とぴったり合うようにする。
これまでは上面はノートPCのように平らにしていた。
あるいは、前から見て山形にしたこともある。
今回は、逆に凹面にすることにした。

親指は丸いわけだから、
それを受け止めるように凹面であるほうが接触が面になって、
親指が痛くならないのではないか、
という考えだ。

ふたつの考え方があって、
横方向の溝で凹面になっているか、
縦方向の溝で凹面になっているか、だ。

最初は横方向にしてみた。
しかしあんまりよくない。
横方向に親指が動くほうが、
ものをつかむ動きになるんじゃないかと思っていたが、
どうやらそうでもないらしい。

で、縦方向に凹面になっている、
つまり前から見て山形の逆、
前から見て谷型に凹面になっているように、
ヒノキを削りだして調整。
(2Uとかのキーと同じ方向に凹面が入る)

するとなかなかいい感じの感触を得た。
親指をのばして横方向に打鍵しても、
第一関節を曲げた状態でものをつかむように打っても、
丸く受け止めてくれる、
いいスペースキーになった。

結局1Uの凹んでいるキーの逆付けがいいんじゃないか、
と自作キーボードの結論が、
そのまま大きなスペースキーでも通用する、
という直感どおりの結果でした。
(もし自作で作るなら、
2から2・5Uくらいのスペースキーがいいような気がする)

親指が痛くなるほどスペースキーを打っている人がいたら、
参考にされたい。

親指シフトやセンターシフト新JISとかにもいいと思うがなあ、この考え方。



スペースキーだけが凸な理由を調べたが、
「スペースキーは一瞬だけ触れるから凸で、
最下段のAltやWinやCtrlは押しながら長く接触するから凹になっている」
という説明くらいしか出てこなかった。

それはAltやWinやCtrlが凹になっている理由としては説明になっているけど、
スペースキーが凹になっていない理由にはならないので、
腑に落ちていない。
変換キー無変換キーが凸な理由も、
おそらく「USのスペースキーを三分割した」というくらいで、
深く考えていなかったのでは、と推測。
一瞬しか接触しない文字キーが凹になっているわけだから、
親指キーだって凹がいいんじゃないかなあ。


スペースキーがなぜ凸になっているのか、
その謎を知っている人がいたら教えてください。
俺の指は凸なんだから、凸同士の点の接触で痛いじゃねえか、
というのが僕の主な不満です。
単なる見た目のデザイン上の理由なんじゃないか、てのが仮説。

まさか、凹の手の平の真ん中でスペースキーを打つ事が想定されていたりして……。
(昔のタイプライターの写真を見る限り、平らに見えるのだが……)

今のところ、
薙刀式の、センターシフトかつ変換用のスペースキーは、
前から見て谷型の、凹がいいと感じている。
どうググればこの話が出てくるのかなあ……。
posted by おおおかとしひこ at 19:26| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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