US親指シフトなるものがある。
同手シフトはスペース、
異手シフトはスペースの左右のコマンドキー。
コマンドキーということから、Mac専用。
Winだとスペースキーが長すぎて、コマンドキーほど内側にないので、
異手シフトとしては使えない。
全く、Macのデザイン力(コミュケーションデザイン)に、
Winが勝てなくてむかつく。
で、
同手シフト: スペースキー
異手シフト: 濁音同時押し、たとえば薙刀式のように文字キー同時押し
にするとどうなるか、思考実験。
結論:
悪くないが良くもない。
親指シフト配列(ニコラ配列)は、
配列そのものが優秀なわけではないので、
シフト方式を犠牲にしてしまうと、
あまりよい運指にならない。
親指シフトの優秀さは、
「シフトは全然違う親指に任せる」
という一点にあるのかもしれない。
じゃ親指4シフトとか3シフトがあってもいいと思う。
スペースシフト: 文字のシフト
Aシフト: 濁音
Bシフト: 半濁音など
とかにすると、整理されるかもね。
(AやBは変換無変換あたり)
いいと思うんだけどあんまりないのは、
「親指部分がキーボードによって違いすぎる」
ことの影響があるかもしれない。
全くWinはバカの所業だ。
ストレートシフト、クロスシフトというのは、
親指シフト入門者を蹴落とす関門だ。
僕も苦手だった。
でも慣れると濁音化が簡単で、
なかなかいいアイデアだと思う。
親指シフトの打鍵の面白さ、快適さは、
左右の親指をうまく使うことにあるような気がする。
(逆に8指の運指はすごく良くはない。
飛鳥、新下駄、薙刀式のほうがスムーズだ)
なので、この思考実験はイメージしただけで実装実験をやめた。
USキーボードでの親指シフトは、
スペースキーが二個ついてて、
別のキーコード吐くやつじゃないと無理だねえ。
(マジックフォースは最適解のひとつだと思います)
しかし親指シフト、
半濁音、小書き、拗音関係が、
どうにもマスターできない。
「これしかない」なら頑張ってやるけど、
僕はすでに、飛鳥や新下駄や薙刀式を知ってしまっている。
なので親指シフトへの情熱はあんまりない。
半濁音、小書きは、親指シフトのアキレス腱だね。
あ、真ん中に1Uのキーがあって、
その両脇に2.5Uくらいの親指キーがあって、
真ん中キーとの同時押しが半濁音小書きシフトになる、
3シフト親指シフトなら、
わりといいかもなあ。
hhkbJPの、無変換、スペース、変換の配置はそれに使えるかも。
45gだから疲れるけど。
などと、親指シフトをつい改良しようとしてしまうが、
配列自体がいいと思えないので、
ぐるぐる回って結局薙刀式でええやん、となっており。
2018年09月20日
この記事へのコメント
コメントを書く