手書きの原稿が溜まってきたので、
この連休で一気に文字打ち、コピー打鍵をしている。
今日は1万5000字程度を薙刀式で打ってみた。
疲れはない。多少手がだるくなる程度で、ストレッチで持つだろう。
(腱鞘炎はほとんど完治していて、その治し方についてもまた纏める)
いろいろわかったこと。
今回は休憩ごとにキーボードセッティングを変えてみた。
膝置きシステム、机の上にベタ置き、パームレスト+奥チルト。
結果でいうと、
ベタ置きが一番速くて800字/10分だった。
膝置きシステムは楽だけど600字/10分。
ソファでダラダラしながら打つのは膝置きがいいかな。
パームレストは700行かないくらい。
しかし面白いのは、
どのセッティングも、4000字程度を書くと休憩したくなる、
ということが分かった。
今回、休憩のたびに時刻と文字数を記録していたので、
そのことが判明。
最初は内容が4000字ぐらいで一段落するからかと考えたが、
そうでない箇所で休憩を体が要求した場面もある。
その理由を考えるに、
「頭の方の集中力」の限界がそこらへんにあるのでは、
ということ。
コピー打鍵とはいえ自作小説であるから、
内容の吟味をしながら、
表現は多少整えながら書いている。
内容の深い理解が不可欠だ。
タイピング試験の課題になるものは、
わりと軽めのエッセイ程度が多いように思う。
下手したら内容の理解が適当でも、
目つぶって打ってしまう人もいるかもだ。
内容的にも1500字程度だろうから、
理解する深さも大したことないだろう。
一方今日のはガチ小説。
10万字ごえの予定の内容の一部。
薙刀式動画3でも見せたけど、
その場で思いついて書くことが1200なのに、
小説のコピー打鍵は700行かない。
文章の濃さに、打鍵速度は影響を受けると思う。
だから、一定量の頭の中での内容消化のほうが、
手による作業密度よりも影響が大きい、
という仮説。
試してみたいのは、第一稿をタイピングすることなのだが、
明らかに手書きの方が早いので、
気持ち的にもやる気がしない。
手書きに比べ、
漢字変換がボトルネックになっている。
最近のIMEは賢いので、変換ミスはだいぶ減った。
しかし正しい漢字にすることよりも、
たとえば「分け隔て」と変換されたものを「分けへだて」と、
表記直しすることに時間を割かれている。
漢直を完全マスターしないと、
連文節変換中のこれは、回避できないだろう。
単文節変換をすればいいのかもだが、
文の勢いをそれで止めたくないのはあるし。
400字ぐらいノンストップで書きたい時だってあるしなあ。
しかし、西尾維新の一日二万字ってのがにわかに信用できない。
間に一回寝ないと無理じゃないのか。
そういう書斎が欲しい…。
2018年09月22日
この記事へのコメント
コメントを書く