この記事へのコメント
お久しぶりです、第二期楽しませていただきました。一期読了時の印象から、『てんぐ探偵』は一話完結シリーズでありながら一気にまとめ読みしたいタイプの小説だと感じていました。各話登場人物の心の闇を理解する必要があること、心の闇が深い程私自身がドントハレへ至れないおそれがあることから、十分な量の心の塩を用意してから読みたくなります。猫動画は定期的に見たくなっても一日中見ていたら飽きますが、『てんぐ探偵』は時に「どこがドントハレやねん!」と思うことはあれど、一気読みしていて飽きることはないですね。
第二期読了して改めて関西人光太郎のパワーの凄さに感服です。シンイチの仲良くなる力のおかげで軽快に描かれながらも心の闇を抱えた当人には重苦しい妖怪退治が対光太郎となると文字通りコントのように流れていって一期とは真逆の印象を受けました。大岡先生は規定時間内に収まるストーリーを描くプロでありますが、シンイチのコンプレックスという卵が先であれ後であれ、シンイチと各話登場人物に用意された出番の108:1を擦り合わそうとする程、シンイチが天下り的に正解に辿り着く悩み以上のエスパーに、心の闇の解決があっさりに見えてしまうのでしょうか。だからこそ光太郎の対処療法は小説のテンポという点で効果的に見えるのかなと感じました。心の闇の分類をわかりやすくした第六十七話もうまいと思います。
二期の中で気に入っているのは第七十四話ですね。かつて『てんぐ探偵』に対して、猫動画にかわいさを求めるがごとく、ノスタルジーを求めながら読んでいた節があったので、シンイチは突飛な解決策を提示するが単純な好奇心の塊からは既に一皮も二皮も剥けているのだと納得すると同時に、未だ好奇心の塊である子供達とその親の顛末が見事にドントハレで、かつての私自身の心の闇「かくあるべし(仮)」(勝手に期待するという意味では「選ばれた民」と同じか?)が意図せず払われた意味で読了後はここまで読んで本当によかったと思いました。
第三期も楽しみにしています。
Posted by アンチ・メアリー・スー at 2019年05月04日 17:33
アンチ・メアリー・スーさんコメントありがとうございます。

てんぐ探偵ははじめての長編小説で、
セリフは書けたとしても地の文をどうするのか、
カット割りや撮影に頼っていた部分を文章でどうすればいいのか、
わからないままスタートさせたもので、
それでもなんとかここまでたどり着けた感じです。
第二期になってようやく「掴めた」と思う瞬間が何度かあり、
小説としての形にもなってきたかなあ、などと思っています。
まあ「仮面ライダー」も二号ライダーが出てきてから本格的に面白くなったわけだし、
光太郎との対比をしやすくなったことが、
話に余裕が出てきた遠因かもです。

映画でいうと、ここで第二ターニングポイントを終えて第三幕に入るあたりの時間帯ですが、
話数でいうとまだ20以上あるので、
そのへんのペース配分もわからないまま、
とりあえず突き進もうと考えています。
最後まで書けたらようやく俯瞰できる時が来ると思うので、
それからリライトするかもしれません。

今でも第一期は全部書き直したかったりする
(たとえばシンイチの内的問題を第一話から提示しておき、
それに時折触れるなどしたい。
二期の一話からそれを提示したのはその意思の表れ)のですが、
それじゃ先に進まんと思って我慢しております。
「途中から絵が上手くなってゆくタイプの新人漫画家」だと思って、
第三期もお付き合いくださいませ。
Posted by おおおかとしひこ at 2019年05月04日 22:05
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