2018年10月11日

事態の進展

発端で起こったことは、進展しなければならない。
しかも勝手に進展しては意味がない。

主人公が事態解決を進めなくてはならない。
その進捗こそがストーリーだ。


あなたのストーリーで、

発端:
進捗1:
進捗2:

進捗n:
結末:

のようなスケジュールを作れるか、
ということ。

これこそがメインプロットだ。

主人公の成長、キャラクターの関係性の変化、
設定の変化などはメインプロットではなく、
あくまでサブプロットである。
事態の解決と同時進行しているだけだ。
もちろん、バラバラでなく、
絡みながら、つまり因果関係がありながら、
進展する。

進捗の結果人間関係が影響を受けたり、
設定が変わったり、
主人公の成長の結果進捗があったり、
などということ。

だからストーリーは一本線ではない。
複数の線が少しずつ進み、
違いが影響を受けながら進む連鎖反応である。


その因果関係を絵に描くことは難しいから、
まずはメインプロットであるところの、
事態の進展を図にすると整理しやすくなるだけのこと。

これはプロットの前に書いてもいいし、
後に書いてもいいし、
リライトの前後に書いてもいい。

事態の進展を整理して俯瞰する時に役に立つ。


事態の進展の例をあげると、

問題の原因がわかった。
こうすれば解決するのではないか、という手段がわかった。
詳しい人がいることがわかった。
○○を調達すればいいということがわかった。
Aだと思っていたが、実はBが原因だった。
あとは○○するだけだ。
どんでん返しが起こり、最初からやり直しとなった。
誤解があり、全く違う方法をしなければならない。
騙されていた、嘘だった。
こっちを止めて、あっちを進めなければならない。
トリックがわかった。
真実は別のところにあった。
あと少しのところで、さらに謎が増えた。
あいつを捕まえれば(殺せば)全部丸く収まる。
あとあとの事を考えれば、今○○しなければならない。
過去の○○を解明しなければ進められない。
○○へ行かなければならない。
Aの問題は解決したが、Bを解決しなければ真の解決ではない。

など、など、など。

これらは全てターニングポイントになり得るだろう。

このようなものを集合させて、
ある程度進捗の表を作ることが出来るはずだ。


このような細かいディテールを考えていけば、
苦手な中盤は簡単に埋まる。

さらに登場人物を増やしてコンフリクトを作り、
人間ドラマを作れば、
中盤の厚みはどんどん増すよね。
逆に整理して減らしていかないといけない、
ということにもなるだろう。

どれくらいの分量が適切かは、
やっぱり慣れがものを言う。

そのためには、進捗表で俯瞰してみることだね。
posted by おおおかとしひこ at 12:07| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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